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(回答先: Re: 「予防戦争」の考え方自体は「予防接種」の考え方と同じでしょう。 投稿者 こいけ 日時 2004 年 9 月 30 日 09:19:23)
“こいけ”さん、いつも示唆に富むレスを頂きありがとうございます。
実は、鷹眼乃見物はひどい花粉症です。アレルゲンはスギ花粉だけではないようで、最近は、ほとんど一年中、ひどい症状(ナミダ、クシャミ、ハナミズ)に悩まされています。(時々、クスリで抑えますが・・・)
ところで、ブッシュ大統領が“テロとの戦いだ、かかって来い!”と絶叫するテレビ映像を見せつけられるたびに、自分の、この「ひどい花粉症」を思い出してしまいます。
食生活習慣、体質、ストレスなどの中の何らかの要素が花粉症のようなアレルギー反応(過剰免疫反応)を引き起こす原因だとされています。
一方、その原因は、人間によって痛めつけられた、複雑に絡み合う自然環境ネットワークが、人間に対して激しい反撃に出たものだと理解することもできます。人間は自然環境という揺りかごの中でしか生きられないはずですが、今まで、人間はその自然環境をこっ酷くこき使い、虐待し、搾取してきました・・・・・結局、そのツケの一つが花粉症という訳でしょう・・・・・
ところで、ブッシュ大統領はアルカイダのようなテロリストのネットワークの歴史的・文化的な意味での複雑さと多重性を決定的に誤解しているようです。ブッシュ大統領はイスラム原理主義テロリストの中枢を、単純に一人の大物首領と仮定して「テロとの戦い」を展開しています。
しかし、現実のテロ・ネットワークの中枢はイスラム文化の多様性と複雑さ、及び地域や社会の広がりに応じて地球上に無数に点在しているはずです。その証拠にテロは多発する一方で、そのテロの激しさは増すばかりとなっています。
このような観点からすると、「イスラム原理主義テロリズム」は、もはや一種の“環境問題”と理解する方が妥当だと考えられます。そうであれば、なんとか、その環境と共存する道を探り、再び平和への道筋を模索し直すことが可能となるはずです。なぜなら、人間は環境の中でしか生きられないのですから。しかも、この方が「予防戦争」よりコストが安くつくと思います。
・・・連想が妙な方向へ走ってしまいました・・・
今後とも、よろしくお願いします。