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北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記は1990年初め、東欧指導者の没落を目のあたりにし、自分も人民によって殺されるかも知れないと、繰り返し話したと、米時事週刊誌「ニューズウイーク」最新号(12月6日付)が「生存方式?(survival mode?)」という見出しの記事で報じた。
日本のメディアが引用したこの報道によれば、金総書記は追放されたルーマニアの指導者 ニコラエ・チャウシェスクの死と、怒った群衆の姿を撮影したビデオを1990年初め、一週間の間ずっと北朝鮮高官に見せ、「われわれも人民に殺されるかも知れない」という言葉を強迫的に繰り返したという。
ニューズウイークはまた、この記事で最近北朝鮮内部と国際社会の変化によって北朝鮮が選択し得る代案がますます減っていると報じた。
まず北朝鮮の内部的に、2年前に試みた制限的経済改革の失敗により貧困の加重する現実が、金正日総書記を締め付けており、近隣諸国の北朝鮮に対する態度も、北朝鮮にとっては悩みの種だと分析した。
米国はブッシュ大統領の再選とライス国務長官の任命で、以前よりさらに北朝鮮に対し強硬な姿勢を取る見通しで、日本人の怒りも北朝鮮に拉致された日本人の処理過程でさらに強くなったと、ニューズウイークは伝えた。
ニューズウイークは日本が北朝鮮の3番目の交易対象国であり、北朝鮮人民軍で使われる車の部品の約65%が日本製品であるという点を勘案すれば、北朝鮮に対する日本の経済制裁は実質的な脅威になるだろうと分析した。
また、同誌は最近平壌を訪れた関係者の話として、金総書記が北朝鮮の通常兵器はあまりにも老朽化しているため、絶対に核を放棄することはできないと述べたと伝えた。
しかし、向こう数週間、北朝鮮は漸増する国際社会からの北核問題交渉への参加圧力に直面するはずで、交渉に臨むとしても政権崩壊を阻止することのできる代案は減っていると報じた。
崔勝鎬(チェ・スンホ)記者 river@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/29/20041129000055.html