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日本の植民地支配時代に抗日闘争を展開したものの、社会主義系だという理由だけで独立有功者として認められなかった者に対する発掘と褒賞が来年から大きく拡大する見通しだ。
国家報勲処の某関係者は26日、「『左翼と右翼の対立により埋もれた独立運動史を発掘すべき』とした25日の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の発言は、一種の指針を提示したと受け止められる」とし、「これまで叙勲が留保されていた一部の左派を発掘し、独立運動の経歴や親北行為の有無について審査を行ったうえで褒賞の是非を決める計画」とした。
この関係者は「しかし、社会主義系だからといって、むやみに発掘し褒賞するという意味ではない。親北行為など韓国の自由民主体制に害を与える行為をしたり、自由民主体制を認めない場合などに対しては、従来のように褒賞対象から除外する方針」と強調した。
国家報勲処は学界と共同で日本帝国主義に抵抗した左派独立運動家のリストを入手、抗日運動の経歴と活動が明確であり、植民地支配からの解放後北朝鮮政権の樹立および発展に貢献するなど、親北行為をしなかった者に対しては、社会主義者でも褒賞することを検討している。
また、親北行為の基準など、曖昧な基準のため議論となっていた一部の功績審査基準の調整に関する研究を歴史学者に依頼し、年末まで新しい審査基準を設けて来年から適用する方針を明らかにした。
国家報勲処の某関係者は「来年8月15日には光復(日本植民地支配から解放されたこと)60周年を迎え、まだ功労を認められていない独立有功者を積極的に探し出し、大規模な褒賞を行う計画であるため、今まで褒賞対象から除外された社会主義者が多く含まれる可能性がある」とした。
このため、解放後、建国準備委員会を結成し、勤労人民党党首を務めた呂運亨(ヨ・ウンヒョン)氏や、1958年スパイ容疑で処刑された進歩党党首のチョ・ボンアム氏など、左派系独立運動家100人の一部が来年8.15叙勲者に選定されるとみられる。
政府樹立後、これまで褒賞を受けた独立有功者は9528人で、うち社会主義系は100人余だ。
ユ・ヨンウォン記者 bemil@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/08/26/20040826000077.html