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(回答先: 尻尾の生えた少女が生まれる カンボジア (x51.org) 投稿者 エクセル 日時 2004 年 8 月 25 日 23:50:05)
http://x51.org/x/04/07/2727.php
SCIENCE : 尻尾を生やした少年達 - 再発現する尻尾の謎
【Hindustantimes】インドはアリガール村在住の少年に尻尾が生えているとのこと。ジャグディシュ君には生まれつき長い尻尾が生えており、その尻尾のお陰で、彼は自分の住む村、そして近隣の村一帯の有名人となった。そして、いま彼はギネスブックに自分の名を刻むことに躍起になっているという。「僕には生まれたときから尻尾があったんだ。これからも持ち続けたいね。それにこの珍しい尻尾でギネスブックに僕の名を載せたいんだ。」とジャグディシュ君は語る。彼の母、ドーパ・デーヴィーさんによれば、ジャグディシュ君はヒンズーの猿神を指すハヌマンと呼ばれ、現地では有名だと話している。(写真はジャグディシュ君のものではない)
「この辺りに住んでいる人達は息子のことをもっぱらハヌマンと呼んでいますが、尻尾は、実際、とても長いんです。息子自身、今後あれを維持していくのが難しいことは自分でも分かっているようです。しかしあの子はギネスブックに名前を載せたいと頑張っているんです。」
ジャグディシュ君は現在、尻尾の手入れを非常にマメに行うのだという。ギネスブックに自分の名を残したいという思いがために、彼はその尻尾を維持していこうと決めているとのこと。
長さ10cmの尾を持つハヌマン神の転生者 インド
【Ananova】インドにて尻尾の生えた赤ちゃんが誕生し、ヒンドゥーの神の生まれ変わりであるとして人々が少年の下を訪れているとのこと(写真クリックで拡大)。生後11ヶ月になるこの少年はヒンドゥーの猿神ハヌマンの別名を取り、バラジ君(あるいはバジランバリ)と名付けられた。少年の持つ尻尾は長さ凡そ10cm、胎内における遺伝子の突然変異が原因であると報告されている。
祖父のイクバール・クレシ氏は現在バラジ君を連れて寺院を歩き回り、彼を一目見ようと訪れる人々から賽銭を集めているという。またクレシ氏は取材に対し、少年は他にもハヌマンとの共通性を示す9つの特徴を持っていると話している。
またこれまでにもこうした尾を持つ幼児のケースは1982年、英国の医学論文誌にも報告されており、「進化と人間の尾」と名付けられた同論文には長さ5cm程の尾を持って生まれた幼児のケースが掲載されている。
尻尾の遺伝子
遺伝子の保存は進化においてしばし無視されている要素である。多くの古生物学者らは進化とともに無用となったある身体の器官が消える時、遺伝子に刻まれたその青写真たる情報そのものも同時に失われるものだと信じている。しかし、それは誤解である。進化とは決してそのようなものではない。例えばホアチン(キジ程の大きさの野鳥)は始祖鳥の持っていたあの大きな爪をいまに受け継いでいるのだ。(尻尾を持つ少年写真集は右の写真をクリック)
近年の遺伝子研究によれば、多くの種はそれぞれ不必要となった身体の機能や器官が身体から消え失せても、そうした器官の遺伝情報そのものが失われるのではなく、それらはまるで単にその部分の「スイッチを切ったように」身体の表面からこそ消えども、情報そのものは青写真となって遺伝子内に保存されているということが明らかになっている。つまり率直に言えば、生物がある器官を失った場合でも、それらの青写真たる遺伝情報自体は決して消えないということなのだ。
またこのように、一度失われた器官が長い時間を経た後に再発現(re-expression)するという現象は、事実、様々な生物に発生している。多くの場合、それは退行のプロセスとも呼ばれるが、それらの現象において、確かに、古代からの進化過程において消え失せたはずである身体の特定器官が、長い時を経て、再び身体に現われているのである。
例えば一例として、複数の蹄を持つ馬が上げられる。現代の馬はバク科などと同じ奇蹄目に分類されるが、バク科の生物は元々前足にそれぞれ4本の指を持っていたとされる通り、現代の馬のように単一の指を持つ種も、元々は4本指の古代種とその根を同じくしているのである。しかしながら、現代においてもしばしば単一の指を持つ正常な雌馬が、大きな指の隣に小さな指を持つ奇形の子馬を生むことがあるのだ。動物学者によれば、そうした現象は間違いなく、古代において退化した身体の一部が、封印されていた遺伝子の情報をもとにして再発現したものであると指摘している。
四本足で歩くクジラ
また更に、クジラはそうした現象を説明するより優れたサンプルとなる。古代のクジラは後ろ足を持っていた事をご存知だろうか。もちろん、現在確認されているクジラで後ろ足を持っているものはいない。またかつて後ろ足があった部分は、現在大きな脂肪層と筋肉に覆われているが、かつてその下に存在した腰骨の痕跡も消え、小さな腸骨がその古代の姿を示唆している程度である。
また現代以前の化石化したクジラの遺体にもそうした形跡はほとんど残されていない。現代のものより幾らか大きな腰骨、そして退化した膝と太腿の骨が残されている程度である。しかし、更にそれ以前の時代、クジラは確かに大きな後ろ足を持ち、地上を徘徊する生物だったのだ。
事実、現在でも非常に稀ながら、後ろ足の痕跡を持ったクジラが捕獲されることがある。それらは完璧な膝と太腿の筋肉を備え、わずかに突起した状態となって身体の上に発現しているが、こうしたケースは先に上げたような再発現の典型例なのである。この後ろ足は間違いなく、かつて5000万年前のクジラの姿が現代の海を泳ぐクジラ達の身体に再発現したものであると言えるだろう。
そして更に驚くべきことに、こうした現象は人間の幼児にも発生する。現代においても時に、臀部に凡そ数センチメートルの尾を持った幼児が誕生している。こうした人間の尾は、時に我々人類の同類であるとされる猿やチンパンジー、ゴリラやオラウータンの尾の平均的長さを超える長さでもって、人間の臀部に発現するという。
また他にも、鳥の先祖で歯を持つものがいる。もちろん、現代の鳥で歯をもつものはいないが、しかし、それらの情報は確かに彼らの遺伝子内にしかと保存されているのである。事実、最近になって行われた研究では鳥の胚を用いて実験を行い、彼らが確かに歯を持ちうるという可能性を明らかにしている。
1983年、科学者らはまだふ化していない鳥のひなの内顎から薄片を採取し、移植片が成長可能である身体の別の部分にそれを移植するという実験を行った。すると、移植された部位では確かに歯芽(歯の元となる原基構造)が成長を始めたのである。この事実は即ち、鳥が現代においても、歯を持ち得る為の情報を保持し続けているという事実を明らかにしているのである。
- Robert T. Bakker, The Dinosaur Heresies, pp.314-316, New York: William Morrow and Company, 1986
【参考1】私達にも!?しっぽの謎 | ハヌマン
【参考2】クジラ博物館 | 初期のクジラたちの血統書 | ウマ・馬・午
【関連】X51.ORG : 頭に角が生えた男 インド
Posted by : X51 | 2004年07月27日 09:37
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