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KBS第1テレビの『メディアフォーカス』が今月14日の番組で、北朝鮮軍で歌われる「赤旗歌」のメロディーをバックミュージックとして流したことが明らかになった。「民衆の旗、赤い旗は戦士の遺体を包む/遺体が硬くなる前、血潮は旗を染める」と始まるこの歌は、北朝鮮当局により「歴史に残る不朽の名作」と評価されている革命歌だ。
故・金日成(キム・イルソン)主席は「革命歌の内容のように『卑怯な者よ、行くなら行け/われわれは赤い旗を守るから』というのがわれわれの変わらない決意です。われわれは帝国主義に反対し、最後まで強固に闘争しなければなりません」とし、「赤旗歌」を称えた。
また、金日成主席の死亡後、北朝鮮は金日成主席を追悼する「首領形象音楽」の作曲時には必ず「赤旗歌」の精神を反映させるよう規定した。このような歌が、国民の視聴料で運営される韓国の公営放送を通じ全国に流されたわけだ。しかも、「赤旗歌」のメロディーをザイトゥーン部隊のイラク派兵に関する番組で使用したのだ。これを聞いた視聴者は「KBSが結局ここまできたのか」と思ったかもしれない。
KBSは今月17日遅くホームページに掲載した謝罪文で、「バックミュージックを担当する外部のフリーランサーが『赤旗歌』とは知らずに選定した」とし、「制作陣も失策であると痛感している」とした。
鄭淵珠(チョン・ヨンジュ)社長の就任後、KBSは政府与党のイデオロギーで武装して疾走する、ブレーキのない機関車のような存在となった。その最前線で司会者や出演者、制作者が一丸となって政府に批判的な新聞を罵倒し、イデオロギー攻撃を加えてきた公営放送の代表的な番組が『メディアフォーカス』だった。
司会者や出演者、制作者が新聞叩きに気を取られたあまり、「赤旗歌」のメロディーを内部審議で通過させたわけだ。放送委員会の報道教養審議委員会がどのような判断を下すかをみれば、KBSと放送委員会の性格に対する明確な判断が下せるだろう。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/08/18/20040818000099.html