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Re: 松尾四郎の書に基ずいてお答えします。
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投稿者 Ama 日時 2004 年 7 月 27 日 16:42:08:gXAgL6igx81eI
 

(回答先: 幾つか質問させてください。 投稿者 シジミ 日時 2004 年 7 月 26 日 21:41:36)

シジミさん こんばんわ

松尾氏ですが彼は静岡市に在中していた郷土歴史家であり、何冊か歴史書を出版され、かつ書店を営んでおりました。 私がこの本を入拾し大変興味を持ちましたのでなんとかお会い出来るかと思い、去年書店を訪ねましたところ、残念ながら何年か前にお亡くなりになった事がわかり、同時に書店も閉鎖されておりました。 私はもう一冊 ”梶原景時の生涯。安倍川周辺の史話と伝説”を持っています。郷土史を詳しく調べてあります。

2500年前といえば釈尊の時代ですね。 この説は彼の憶測であり、根拠はネパール、ブータンに神社信仰があった事と日本の神社とを結びつけています。 彼曰く、神社信仰は中国にはなかったと云っています。 タミール語については言及されておりませんが ”塩の八百路”の言葉がある。言語学者大野晋の説によるとインド各地、東南アジアに日本語が混じっている事は言及しています。また、ご質問のイザナギは渡来者の最長老者であり、リーダーということでイザナギのみ言及しております。また、 祓いの詞から言及しております。 葦がはえているところは稲も育つし、食べ物には困らないという知恵が彼らにはあったようです。

"高天原に神留ります。神ロギ、神ロミの詔もちて。。”とあるが、この二神は何であるか。 長老という意味もあるが、霊能を持っているという意味もある。 ”豊葦原の瑞穂の国を知らし召せと、言依しまつりき。”この意味は ”葦のよく生えている国を求めて行け、そこには米がよくとれて、お前たちの永く安住できるところだ。”と解釈する。 どうして葦の存在を知ったのか。 それは霊能の世界から云えば、そう難解なことではない。 葦を探しもとめ、果てしない旅にでた。

また、アジア、日本の血液型GM遺伝子の分布の地図をみるとチベット、ネパールの遺伝子は日本人のものと似ています。(松本先生、NHK出版の血液型遺伝子の世界分布図、参照)

私個人の意見を少し、述べさせていだだきます。 ネパールかまたはどこかの大陸から、丸木船で日本に移住し、霊能を持ち、黒潮にスイスイとのり、温暖な葦の生えている安住の地を探し得たと思います。 2500年は長いようで人類の歴史から見ればほんの一部分です。彼らというか我々というか、霊能(生きる知恵)のある日本人はこれからも神に守護されながら未知への旅に出ていけそうな気がしました。

 

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