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(回答先: 民族共存のシンボル開通 ボスニア内戦で破壊の石橋【共同通信】トルコが造り、クロアチアが壊し、世界中(日本も)の協力で修復 投稿者 エイドリアン 日時 2004 年 7 月 24 日 11:25:18)
The Former Mostar Bridge V. Ryan (Copy Right 2002-2004) |
ボスニア・ヘルツェゴビナ南部の都市モスタルの中央を流れるネレトバ川に16世紀に架けられ、内戦で破壊された石橋の再建が進み、美しいアーチ形の姿を現した。
オスマントルコが建設した石橋は、川を挟んでクロアチア人、イスラム教徒の2民族が住んでいたことから、共存のシンボルとされていた。国連教育科学文化機関(ユネスコ)が保護建造物に指定していたが1993年11月、クロアチア人勢力の砲撃で完全に破壊された。
再建は、石橋建設の経験が豊富なトルコの建設会社が担当し主要3民族も作業に参加。川から引き揚げた橋の破片や、当時と同じ石材を集めて復元中で、8月下旬には、アーチ形が完成し両岸が1つにつながったのを記念し、式典が開かれた。
1つの巨大なアーチですべての石の重量を支えた石橋は建築学上の奇跡ともいわれたが、破壊されて初めて、中に空洞を作ることで重量を軽くするなど先人の知恵も判明したという。
橋の近くで土産物店を営むジャノ・ブルコビッチさん(64)は「橋は人々の心そのもので、破壊された時は皆が泣いた。もうすぐ昔のように子供たちが橋から川に飛び込んで遊ぶ姿もみられるだろう」と完全復元を心待ちにしている。(共同通信)
[更新2003/09/01 21:56:04米国東部時間]
Restoring pride in both Croats and Bosniaks :Tihomir Rozic (World Bank G.) |
週間トルコニュース by Jetro イスタンブール事務所(2003年8月22日)
内戦で破壊の石橋 多民族共存のシンボル再建 ボスニア
【ウイーン12日共同】ボスニア・ヘルツェゴビナ南部を流れるネレトバ川に16世紀に架けられ、ボスニア内戦時に破壊されたモスタルの石橋の再建工事がこのほど始まった。工事は約18ヶ月で終了予定で、2004年には、世界的に知られた美しいアーチ形の石橋が再び姿を現す。
Bridging the link between a divided people Tihomir Rozic (World Bank G.) |
再建工事は世界銀行などの支援で進められ、もともと使われていた石を含め、既に1088個の石材の準備も完了、先月27日には起工式が行われた。
起工式に参加したイタリアのチャンピ大統領は「橋は欧州で(民族と民族の)きずなとしての象徴的な役割を再び果たすことになるだろう」と述べた。
The final moments of the bridge are captured in this picture (1993). The bridge was bombarded by a tank until it collapsed into the river below. V. Ryan (Copy Right 2002-2004) |
6月27日に、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで先の内戦で破壊された16世紀建立のモスタルの石橋再建が、トルコ・オランダ・イタリア・フランス・ユネスコ・世銀の援助で開始される。
総額1,550万ドルが石橋再建の他、モスタル市の歴史的遺物の再建費に充てられると言う。
[週間トルコニュース by Jetro 2002年6月8日(土)]
週間トルコニュース by Jetro イスタンブール事務所(2002年7月4日)