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(回答先: レンブラントの「精神のリアリズム」 投稿者 鷹眼乃見物 日時 2004 年 6 月 30 日 18:07:50)
>とりあえずは、この「キリスト教右派」勢力の特徴を分かりやすくまとめてみます。彼らの信仰の原点の一つは、ディスペンセーショナリズム(dispensationalism)という考え方です。それは“父なる神の絶対的な摂理による新制度(統治体制/dispensation)を、この世界で実現して新しい神の国を創る”ということです。そこに見られるのはユダヤ教と共通の原理です。つまり、武力(戦争)によってイスラエル王国を建設し、その新生イスラエルを中心として世界秩序を再構築する、ということです。従って、この理念は必然的に過激な行動に結びつきやすいのです。
>「聖書に書いてない、解釈的な内容を頑固に原理的に主張する」という病理現象をもたらしました。
基本的にキリストの教えがキリスト教のはずです。キリストが言ってもない事を真理というなら、それは彼の教えであっても、キリストの教えではない。「あなたはキリストなのか」と言いたい。自分勝手に聖書に書かれてもない事を説教するカルト教団をキリスト教と認める訳にもいかないでしょう。
まして、イエスを救世主とみとめるかどうかも曖昧にしてユダヤ教徒と組めるなら、もはや異端というより異教であり、アメリカ原理主義と呼ぶしかないですね。