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(回答先: かわいいマンバ【J-marketing.net】「ガングロ」の再来、「マンバ」の素顔、etc. 投稿者 エイドリアン 日時 2004 年 6 月 29 日 03:51:59)
エイドリアンさんのご投稿、興味深く拝見しました。
以下は、仮定の話なので、予想が違っていたらごめんなさい。
もし、エイドリアンさんの発言が、『まぼろしの郊外〜成熟社会を生きる若者たちの行方』(朝日新聞社)に代表される宮台真司氏の女子中高生研究に同期した、「まったり革命」を称揚しているものだとしたら、首を傾げざるをえません。
『まぼろしの郊外』文中での宮台氏いわく、
今や「ギャル系」と呼ばれる「茶髪・ガングロ」の女子高生は、「ストリートからお部屋へ」と居場所を変えて「売買春からほぼ撤退していることが明らかになってきた」。その一方で、今売春しているのは「AC(アダルトチルドレン)系」の「顔が白くて髪が黒い、学級委員長タイプ」の女の子ばかりだ。
ガングロやヤマンバへの共感が、「宮台信司氏に援交ネタのバイトで儲けさせたくない」ためのものであるとすれば、それはすでに時代遅れになっていると思います。
サブカル社会学とサブカル心理学の時代であった90年代が終わり、当時の「終わりなき日常」は過去のものとなりました。
グローバリズムの深化とともに、「商工業資本家が潰れ、商工業労働の従事者が餓死一歩手前で奴隷する」時代が来ています。
時代の変遷をキャッチして、最近の宮台氏は、援交ネタを脱皮、「亜細亜主義は見直されるべきだ」と主張し始めました。
ここでも宮台氏は、日本以外のアジア諸国の反発を招かぬよう、「盟主のいない弱者連合」としての亜細亜主義を、お得意のサブカル(アニメやポップスなど)でネットワークする方向に活路をもとめています。
しかし、現実のアジアの盟主は、欧米の強力なバックアップにより、お隣の中国に定まりそうな流れになっています。
これは、北朝鮮を巡る6カ国協議に典型的に現れています。
一方、「H妄想を三段論法的屁理屈でこね回すオヤジスレ」が、遅ればせながらネットに増殖中と聞いています。これに対しては、マンバ系流行の紹介も効果的かなとは思います。