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(回答先: 国保法 廃止を主張する与党の本音は何か [朝鮮日報]【韓国は「陰謀論」が政治の表舞台に浮上したようだ】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 11 日 03:20:30)
大統領府とヨルリン・ウリ党の人間たちは社会各界の元老1500人余が発表した「自由と民主主義を守護するための時局宣言文」を「時代錯誤的な発言」と決めつけ、目もくれない態度だ。
時局宣言に参加した元老に向かって「いつもこのようなことをしている方々ではないか」とし、「反改革、反民主的な既得権勢力に寄生し、栄華を極めた方々」と嘲笑までするとは、「年長者のいない家庭で礼儀を学ぶことができずに育った人間の不良的な気質」まで感じられるほどだ。
どこで何をしてきた人間たちなのだろうか。誰の汗で得た米を食べて育ち、誰の血で得た学資金で学び、誰が苦労して働いたお陰で10年以上も無為徒食しながら政界を徘徊できたと思っているのか。国のことを懸念し、夜も眠れぬ元老たちだけでなく、これを見守る国民も眉をしかめざるをえない言動だ。
時局宣言文ひとつひとつを見れば、異議を唱える部分もあるかもしれないが、大きな流れは国民が言いたいことそのままだ。元老らは「国論を分裂させる消耗的懸案の一方的な推進を中断し、すべての国力を経済と安保など解決の急がれる懸案に集中させよ」と求めた。首都移転、国家保安法廃止、過去史清算など、不要不急の事案により国力と国民の意を乱してはならないというものだ。
大統領が政権の命運をかけると明言し、国会で関連法案が通過し移転先の敷地まで確定した首都移転問題は、各種の世論調査で賛成が38〜43%にとどまり、反対が50〜57%に達している。大統領が「鞘に入れて博物館に送るべき」とした国家保安法に対する世論も、廃止すべきだという意見はわずか10%にしかならず、廃止よりは改正すべきだという意見が60%を上回っている。
過去史の問題も政権の私心が明らかになるにつれ、徐々に泥沼にはまっている。結局、大統領が先頭に立って指揮しているこのすべての事案が国民をバラバラにし、弱々しい経済に足をかけて転ばせ、国を世界の見せ物にし、国民が明日の希望を持てないようにしているのだ。
しかし、元老にこのような事態を懸念させたことを申し訳ないと身を縮ませるべき政権与党が、申し訳ないどころか、目をむいて聞き苦しい口答えばかりをしている。政権与党の人間たちは一体どこで何を見て育った人間なのか、その根本が理解できない。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/09/12/20040912000053.html