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5月26日 新聞晨報
http://www.jfdaily.com/gb/node2/node17/node33/node33813/node33815/userobject1ai504406.html
中国国際放送局報道
花束も国旗もない22日午前9時15分、小泉の乗る日本航空自衛隊特別機はゆっくりと平嬢順安空港に着陸した。彼がタラップを降りる時、その表情は厳粛で、広々とした順安空港はひっそりとし、平嬢に取材に駆け付けた日本人記者の1群のほかは、歓迎するホスト国の民衆や手に花束を持った少年もおらず、両国国歌を吹奏する儀仗隊もなく、空港の旗竿の上には、なんと朝鮮と日本の国旗さえない。小泉を出迎えたのは朝鮮外務省副相(副部長に相当する)の金永日だ。日本メディアの報道によると、金永日は駆け寄って、小泉と握手をして挨拶したが、小泉の笑顔はなんともいやいやながらだったという。2002年9月17日に小泉が初めて朝鮮を訪問した時、空港まで彼を出迎えたのは朝鮮最高人民会議常任委員長の金永南だった。今回、朝鮮側が小泉来訪に対する接待のランクを下げたのは明白だ。
その後、小泉は朝鮮側が用意したリンカーンに乗り、大同江迎賓館に向かった。順安空港から平壌市街区への路上にも、外国貴賓の来訪の兆しは全然見当たらなかった。各種の車は平常通り通行し、都は落ち着き払っており、道を譲ろうと考える人などいなかった。
話さず書くのみ
日本メディアの報道によると、小泉が朝鮮国内に滞在したのは10時間にも満たないが、訪問中に万に一つの失敗もないようにするため、日本側は一週間前に朝鮮へ、外務省、警察庁、防衛庁の職員、および中国と韓国の外交官によって構成した50数人の「先遣隊」を派遣していた。
報道によると、この「先遣隊」は平壌に「現場準備本部」を急いで設置し、両国首脳会談の手配と訪問の後方勤務のほか、その主要な任務は、小泉の朝鮮での安全と極秘任務にあった。このため、「先遣隊」のうち警察庁と防衛庁の職員は、順安空港の滑走路の長さ、平坦度、航空管制塔コントロールシステムなどの情況の実地調査を行い、小泉の車列の運行ルートやホテルに対しても徹底的に調査した。前回の小泉朝鮮訪問時と同じく、日本の保安職員とすべての職員は、いかなる武器も携帯する事を許されず、但し、紙とペンだけは身に着けていた。
もともとは、小泉の前回朝鮮訪問時、身内の談話や東京方面との通信が盗聴されることを心配したため、日本代表団は非常に厳格に守秘措置をとり、通信暗号機を朝鮮に持って来た。今回、小泉が平壌に到着した後、日本側職員は、なんと、暗号機さえもう信頼できないと感じ、そこで言葉を放棄したため、メモによる相互疎通しか方法がなくなった。
手弁当の訪問
その他にも、小泉の朝鮮再訪問では、日本側は朝鮮側に常規の歓迎式と宴会を行わないように要請、小泉もいかなる答謝活動を行わないとし、そのため訪問の「実務性」が突出した。しかし不思議なのは、今回の再訪問で、小泉一行の食事、飲料水をすべて日本から持って行った事だ。安全的原因からであることは分からなくもないが、その他の事を考慮したのかもしれない。
このため、5月22日昼頃、日本メディアは、小泉が朝鮮で食事をとるニュースばかり報道した。2002年9月の朝鮮訪問での昼も、日本のテレビ局は小泉が朝鮮で昼食をとる画面を放送した。当時、朝鮮での指導者金正日と小泉の会談終了後、朝鮮は何度も日本側代表団に昼食を共にするように招待したが、小泉は断固として拒絶した。彼がホテルに帰って先ず始めたのは、特別機で運んで来た日本の「幕の内」弁当を取り出した事だった。いわゆる「幕の内」弁当とは、四角形の木箱内をいくつかの小さな格子に分け、ご飯といろんな小料理を詰めたものだ。