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(回答先: 米軍が攻勢、サドル師派民兵ら34人死亡【読売新聞】うち、マフディ軍本拠地のクーファだけで約20人が死亡 投稿者 処方箋 日時 2004 年 5 月 23 日 22:25:00)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000011-san-int
【バグダッド=加納洋人】イラク中南部を舞台に駐留米軍との戦闘を繰り広げるイスラム教シーア派反米指導者、ムクタダ・サドル師の民兵組織「マフディー軍団」は二十三日までに、中部のシーア派聖地、カルバラから撤退したもようだ。サドル師の「拘束か殺害」(サンチェス司令官)は、六月末に主権移譲を控える米当局にとり最大の焦点となっており、米軍は同日、やはり聖地ナジャフに隣接するサドル師の拠点クーファで初の掃討作戦を実施するなど圧力を強めている。
現地からの報道によると、激しい戦闘が続いてきたカルバラでは同日までに戦火がやみ、市中心部は同日、米軍と地元警察の管轄下に入った。
サドル師側は「米軍が撤退すればカルバラとナジャフから撤退する」とする声明を発表。ロイター通信は二十二日、サドル師側近の話として、両者がカルバラからの撤退で合意したと伝えた。
駐留米軍のキミット准将は二十二日夕の記者会見で、「撤退合意はない」と、この報道を否定しつつも、「平和的解決を図ろうとする仲介者の声に米軍は耳を貸す」とも話し、非公式の交渉があったことを示唆した。
カルバラ撤退が事実とすれば、サドル派の主要拠点は、ナジャフとクーファに絞られてくる。米軍部隊は二十三日未明、そのクーファに進攻した。米CNNテレビの現地からの報道によると、戦車二十台以上、約六百人の部隊が街に入り、モスク(イスラム教礼拝所)などを捜索、ロケット弾や自動小銃AK47など多数の武器を押収した。
米軍は「サドル師拘束が目的ではない」とし、作戦を数時間で終了させた。米軍によると、民兵三十二人を殺害した。クーファはサドル師が金曜礼拝を毎週行う拠点で、同師への圧力を強める作戦の一環とみられる。
残る拠点のナジャフはシーア派にとって最も神聖なアリ聖廟(せいびょう)があり、中心部で大規模な戦闘となった場合、世界中のシーア派教徒の反発を招きかねず、米軍は包囲網を狭めてサドル派を追い詰める構えだとみられる。
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《待ち伏せ攻撃で米兵2人が死亡 ファルージャ》
中部のファルージャ近郊では二十三日、米軍車列が武装勢力の待ち伏せ攻撃を受け米兵二人が死亡、五人が負傷した。(産経新聞)
[5月24日2時48分更新]