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(回答先: バーグ処刑ビデオ撮影カメラとアブグレイブ虐待ビデオ・カメラは同じ! 投稿者 FakeTerrorWatcher 日時 2004 年 5 月 23 日 12:31:21)
不謹慎かも知れないが斬首ビデオを凝視してみた。
ビデオを見た印象を、まだあまり整理していないので気のついた点を述べます。
ニック・バーグ氏斬首ビデオは、斬首時および斬首後の出血がほとんど見られない。
生前座らされていた肘掛椅子はアブグレイブ収容所の通路に置かれているものに似ている。バーグ氏が座っているものは若干肘掛部にかけてアーチ状に広がっているようで、また色合いが茶色がかっているようだ。ヘラヘラ笑った変態女が座っている白い椅子は肘掛部にかけてはストレートに見える。
http://www.asyura2.com/0403/war55/msg/556.html
この色調の違いは、ビデオカメラの映像とカメラによる写真の鮮明度の違いによるものか。
How will it be done?
は低いがよく聞き分けることができる。周りの武装グループの声に混ざって発声されていて、おそらくビデオカメラに向かって撮影者が発したものに違いない。
http://www.asyura2.com/0403/war55/msg/550.html
なお、下記ビデオでは、How will it be done? のあとに I'll be backと聞き取ることのできる英語の音声さえかすかにとらえている。
これは、撮影されている動画の右脇に、カーキ色をした人間の背後の左側部分(肘と体側(たいそく)が映っており、あきらかに軍服である。この男は左わき腹部分を持ち上げているのだろう、左肩が見え、さらに左胸のポケットらしきところに鉛筆かボールペンでも差している部分まで丸見えである。
アルカイダはこのような軍服を着用したことがあるだろうか?撮影はあきらかに2名で行われている。カーキ色の軍服を着た男かこのビデオを撮影している人間がHow will it be done? と鮮明に聞き分けられるのは自分のビデオカメラに向かって解説風に語りかけたのであろうし、I'll be backと言ったのはこのカーキ色の軍服を着た男であろう。
それにしても斬首するときの発声者たちの中には、「アラー・アクバル」(?)と大声で叫び合っている中でヒヒヒと含み笑いをしているのではないか、と疑える音声も聞こえている。なぜ「ヒヒヒ」というような含み笑いがでたのか、それは、遺体を斬首する場合には鮮血がほとばしり出ないのであり、精神的余裕があったのだろうし、またムスリムでないがゆえに「アラーアクバル」と叫ぶこと自体に恥ずかしさを隠し切れなかったのだろう。
斬首のために座らせてあったバーグ氏の遺体を1名が横倒しにしたあと、遺体に向かって画面右側の武装した男は後ろに引き、武装していたものたちは慌てて銃をていねいに床に置き、首を切るもの1名が遺体に向かってかがみこみ、遺体をうつ伏せにした。
さらに迅速に、斬首しやすくするために2名が倒れた遺体にすぐさま近寄り、後ろ手に縛られた両手を押さえ、足首を押さえる者とが見える。
不思議なことにはバーグ氏の首を切っているものの手の甲はバーグ氏の腕を押さえつけている者の手の色と比べて異様に白い。
この光景は前もってリハーサルさえ行っていたのではないかと思われる。
バーグ氏斬首時の映像は、チェチェンの斬首時のように鋭利な刃物で生身の人間の首を切り落とす映像ほど鮮明ではない。ビデオを撮影する者にとってためらいがあったのではないかとさえ感じられる。
バーグ氏の首をいかなる刃物で切り落としたのか?のこぎりだといえばそう見える。しかしよくわからない。鉄鋸のようなものかはたまた鋭利な刃物か。
チェチェンの斬首は鋭利な刃物である。生首を切り落とす凄惨なシーンだ。
バーグ氏は既に死んでいた。残酷だから映像を暗くしてあるのか?
もし椅子がアブグレイブのものであり、斬首刑がイスラムにのっとらないオレンジ色の装束であれば、なぜ斬首したか?しかもカーキ色の軍服を着た男が動画の右側に見えていたのか。この目的は、大勢のイラク人の囚人の前で見せしめにしたものではないか。
このような思いをめぐらせているときに、にわかにあのいまわしい酒鬼薔薇聖斗による犯行を思い出した。
それは、1997年に発生した神戸少年事件。
犯人とされたA少年(すでに少年院を仮出所しているそうだ)が、被害者の首を切り落としたときの「供述」を想起させる。
少年Aの供述では糸鋸で切り落としたとされる。しかし解剖所見では「鋭利な刃物」であった。そこでのちに「金鋸」に切り替えられた。
では少年が一人で遺体の首を切り落とすことができたのか?バーグ氏の斬首ビデオのように、屈強な男たちが遺体を押さえつけて初めて切り落とすことが可能なのだ。15歳の少年が一人でどうやって「糸鋸(のち金鋸)」で切り落とせよう。
チェチェンの映像では生首を鋭利な刃物で切り落とした。映像から見ると、刃渡りが長く日本刀よりも身の幅があり、骨を切り落とすことのできる鋭利な刃物だ。これも頭を押さえつけてゴシゴシと切ってゆく。
遺体であっても同じだろう。バーグ氏の場合はあきらかに死後硬直して血液も相当に固まった段階で行われたのではないか。
すると、少年Aがタンク山で頭部を切断したということには無理があることがわかる。
http://www.asyura2.com/0311/nihon10/msg/449.html
http://www.asyura2.com/0311/nihon10/msg/450.html
http://www.asyura2.com/0311/nihon10/msg/451.html
http://www.asyura2.com/0311/nihon10/msg/452.html
http://www.asyura2.com/0311/nihon10/msg/453.html
http://www.asyura2.com/0311/nihon10/msg/454.html
http://www.asyura2.com/0311/nihon10/msg/455.html
以上により、神戸少年事件は、バーグ氏の斬首ビデオにより、まさしく冤罪であることが証明される。
すると、日本のジャーナリズムがバーグ氏のビデオについて論及しない理由がわかる。A君犯人説を警察のリーク情報のみで基礎付けている己の正体が見破られてしまうからだ。
バーグ氏斬首は、カーキ色の後姿の軍服姿の者(左肩や左肘、左脇腹、それにご丁寧にも左胸ポケットとそれに差し込まれた筆記具らしきものさえ見える)の存在が、あきらかにアブグレイブでイラク人収容者の面前で行われていることが、少なくとも疑える。これを扱わない日本のマスコミの真意は、これまでの神戸事件とのからみも追求されてしまうがゆえに、絶対に言及することができないのだ。