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(回答先: Re: バーグ氏殺害の凶器は鋭利な「ナイフ」(チェチェンの斬首ビデオの剣と同じ) 投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 5 月 24 日 00:02:24)
これまでバーグ氏の斬首ビデオを見てみて直感的な印象をもち、その後Fake Terro Watcherさん紹介のリンク先をたどってみた。
疑問点は下記リンクがある程度網羅しているが、映像の右端で出ているカーキ色の軍服の後姿は言及がない。
また、こもるような How will it be done? という太く低い声のあとで間をおいてから、同じような調子で発せられるI'll be backという言葉が収録されていることへの言及はない。この二つの言葉は、声の響きから年配であることは推定できる。
つまりカーキ色の男(と声から判断するが)はアルカイダに変装した男たちの「遺体」の斬首に立ち会ったものであろう
これはこの「トップ50」が初期疑問点として集成されたものだからだろう。
バーグ氏処刑ビデオの不可思議 トップ50
http://counternews.blogtribe.org/entry-857c0fa46847ed8f178566b490595133.html
カーキ色軍服は米軍イラク現地軍が記者会見を行うときに着用しているものと同じ色合いである。もう一度、このカーキ色の制服の人間の後姿を見直してみる。腰から肩にかけた左半分の背後の姿ではあるが、斬首の進行に反応して動きがみられる。
今、このビデオを写しているものが(1)としてカーキ色の制服を着た者を(2)として動きを追ってみると、(2)は終始(1)の前でカメラを取っているだろうことが想定できる。なぜなら(2)は終始左肘を曲げて肘より先の左前腕部全体がはじめのうちは見えないからだ。
はじめはこの物体は何だろうかといぶかるが、映像の流れの中で、(1)のカメラの動きに割り込む形で、つまり(1)と(2)が競争して斬首シーンを撮影しようとしている意欲が感じ取ることができる。
そして斬首が始まったら(1)ち(2)は自失した状態で、興奮状態に陥ったのであろう、(1)がカメラを被写体としてのバーグ氏の斬首にカメラを近づけようとすると、(2)も思わず(1)の前に身を乗り出す結果となる。
(1)と(2)の被写体への接近、クローズアップの競争の結果、(1)のカメラはバーグ氏の右向きの顔だけを映してしまった。
ところが(1)が気を取り直してカメラの向きをもう一度斬首シーンの全体像を捕らえようとしてファインダーの焦点をずらしたところで、(2)の左腕全体が(1)によって捕らえられてしまった。
これによって。この映像も瞬間的ではあるが、左手全体を覆うカーキ色の軍服の状態が垣間見れてしまうのである。左腕が何のために肘から曲げられているのかがこれで理解できる。おそらく(2)もビデオカメラを回していたのであり、撮影時にカメラを支えるためにこそ左肘を曲げる必要があったのだ。
さらに驚くべきことに、この曲げられた肘の先が、(1)のカメラが(2)の左肘より上の位置にきたために(つまり(2)はより鮮明に、バーグ氏の斬首状態を撮影するために、(2)の前に居る男が邪魔なためにかがみこんだかどうかしたのだろう。そのために(1)のカメラの一は(2)の左腕よりも上の位置になり、(2)の腕崎を撮影したのである。
(2)の腕先とは?
肩から伸び左腕を覆うカーキ色の袖口の先は心持しぼりがかかっているような気もするが、定かではない。しかし袖口の先に見える左手の甲にあたる部分は「白い」のだ。瞬間的ではあるが、ビデオを止めて確認することができる。
胸ポケットの状態などについては先述したので省略する。
なおビデオに残されている撮影時刻。これは「トップ50」に詳しい。
「アルカイダ」による声明文の読み上げの日時(この日付は見ていない)と斬首ビデオの日時はまるっきり違っている。相当に編集が加えられているだろうとのことだ。
しかし、映像に出てくる後姿のカーキ色の軍服男については編集者がなぜ削除しなかったのかは疑問である。削除し忘れたたのか。
このことに気づくこともなく米軍は米国人のイラク民衆への敵愾心を煽るために、つまりイラク人虐待での世論の反発を抑えるために、あえて公表したのだろう。