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(回答先: 高遠さん、解放後初の会見…疲れの色濃く癒えぬ恐怖心(読売) 投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 5 月 20 日 21:00:07)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040521k0000m040066000c.html
イラクで拘束された北海道千歳市のボランティア、高遠菜穂子さん(34)は20日、自宅で帰国後初めて代表取材に応じた。「自己責任」のあり方について、高遠さんは「『いつ死ぬか分からない』という覚悟のもと行動していた」と説明。イラクの現状については「今こそ武器を持たないNGO(非政府組織)中心の人道支援が必要」と、時折声を詰まらせながら訴えた。
主なやり取りは次の通り。
−−現在の体調は
幻聴はほとんどなくなったが、パニック状態になることや、いやな夢をよく見る。
−−犯行グループに対してどう思うか
彼らもこれが決して良いことではないことを知っているが、『他に方法が見つけられない』と話していた。
−−解放直後に「イラク人を嫌いになれない」と話した理由は
彼らは、愛する家族を殺された悲痛な叫びを届かせるには、この方法しか見つけられなかったのだろうと感じた。
−−事件の背景に何があるかと思うか
拘束されたのは日本人だから。イラクでは昨年末から反日感情が急激に高まり、占領する側とされる側、援助する側とされる側の認識の違いや、政治では解決できない個人的な怒りや憎しみの感情の波が、暴力となって全土を覆っている。
−−自己責任論についてどう思うか
「いつ死ぬか分からない」という覚悟で行動していた。さまざまな意見があるのは自然。
−−イラクの状況をどう思うか
あれだけ親日だったイラク人が反日感情を持つようになったことは悲しい。しかし、戦争被害に苦しむ人たちのことを考えると、今こそ武器を持たないNGO中心の人道支援が必要だ。
−−小泉首相が「自衛隊を撤退させない」と明言したことについて
当然だと思う。
毎日新聞 2004年5月20日 20時23分