現在地 HOME > 掲示板 > 戦争55 > 371.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
チェチェン武装勢力、露大統領の暗殺示唆 (読売新聞)
【モスクワ=古本朗】ロシア・チェチェン共和国のイスラム武装勢力の軍事部門指導者、シャミル・バサエフ野戦司令官は17日、親モスクワ派のアフマト・カディロフ共和国大統領が暗殺された爆破テロ(9日)に対する犯行声明を発表した。
同司令官はさらに、プーチン露連邦大統領に対する暗殺計画の決行を強く示唆した。武装勢力が、プーチン氏の命を狙う意図に言及するのは初めてのケースだ。
犯行声明は武装勢力のサイトに掲載され、カディロフ氏を「民族の裏切り者」と呼んだ上、その暗殺が、「ナル17」と称する作戦の結果だったことを認めた。また、カディロフ氏の遺体を奪えず、その「生首を(武装勢力の最高指導者)アスラン・マスハドフ前チェチェン大統領の足下に転がす約束を果たせなかった」と、マスハドフ氏にわびた。
バサエフ氏はさらに、プーチン氏暗殺計画の存在を仄めかした上、計画が成功した場合、プーチン氏の2人の娘のうち「どちらが(後継大統領の座を伺う国家ナンバー2の)首相に任命されるか、に興味がある」と不気味なジョークを飛ばした。これは、カディロフ氏の暗殺後、息子のラムザン氏が急きょ、事実上の共和国ナンバー2のポストに就任した経緯をあてこすったものと解釈される。
[ 2004年5月17日21時8分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/world/story.html?q=17yomiuri20040517it12&cat=35