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(回答先: バグダッドでサリン入り砲弾発見 処理の2米兵が浴びる (asahi.com) 投稿者 彗星 日時 2004 年 5 月 18 日 02:03:13)
イラク:サリン含む手製砲弾が爆発 米准将発表
【バグダッド杉尾直哉】イラク駐留米軍のキミット准将は17日、バグダッドで記者会見し、猛毒サリンを含む手製の砲弾を発見したと発表した。砲弾は処理前に爆発し、少量の薬剤が飛散した。処理班の兵士2人が薬剤を浴びたが、軽傷。AFP通信などが伝えた。
キミット准将は、化学兵器としての効果は不十分で、爆弾を作った武装勢力はサリンが含まれていたとは知らなかったとみられる、との認識を示した。米国が、イラク戦争の大義とした大量破壊兵器を使った兵器が発見されたのは初めてだが、米当局はこの砲弾が旧フセイン政権下で貯蔵されていた可能性が強く、武装勢力が新たに製造したものではないとみている模様だ。
准将によると、米軍の車列が数日前、道路脇に仕掛けられていた155ミリ砲弾を発見した。2種類の薬剤が混ぜ合わされて爆発する仕掛けになっていた。
イラクは、80年代のイラン・イラク戦争でサリンを含む化学兵器を使用したほか、最近でもイラク北部のクルド人居住区で反体制派に向けて使用されたともいわれる。しかし、旧フセイン政権は91年の湾岸戦争後に、すべて破棄したと宣言していた。
毎日新聞 2004年5月18日 1時34分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040518k0000m030164000c.html