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(回答先: THE GRAY ZONE(NEW YOKER)アブグレイブに至った国防総省秘密計画 投稿者 天地 日時 2004 年 5 月 16 日 22:03:39)
収容者への威圧、「国防長官が承認」 米誌報道
http://www.asahi.com/international/update/0516/014.html
米誌ニューヨーカー(電子版)は15日、ラムズフェルド米国防長官が昨年、反米武装勢力からの情報収集などを目的に、イラク人収容者に対し身体的な威圧や性的な屈辱を与えることを認める極秘作戦を承認していたと報じた。アブグレイブ刑務所で起きた虐待事件は、この極秘作戦の一環として実施されたものだとしている。
事実だとすれば、国防総省トップの承認の下で虐待が組織的に実施されていたことになる。「イラクでの取り調べにはジュネーブ条約を明確に適用してきた」とする同長官の議会証言とも矛盾する。国防総省は同日、「記事の主張は奇異で陰謀めいており、誤りと匿名の連続で埋められている」と反論する異例のコメントを発表した。
同誌によると、極秘作戦は「銅の緑青」などの暗号名で呼ばれ、アフガニスタンでの対テロ戦争で実施。国際テロ組織アルカイダの重要人物を逃さないため殺害や尋問などを事前に承認するもので、性的な屈辱や身体的苦痛を伴う過酷な尋問方法も認めている。
昨年8月以降、反米武装勢力の攻撃が拡大したことを受け、ラムズフェルド長官の承認の下にケンボーン国防次官(情報担当)がイラク国内の刑務所の責任者ミラー少将にイラクでの適用を指示したという。長官が詳細な実態まで把握していたかは明確にしていない。
性的な屈辱を与え、写真を撮影した背景には、性に開放的でないアラブ人らの「弱み」につけこみ、写真が家族らに公開されることを恐れさせて、米軍側のスパイとして協力させようとしたとの見方を示している。
ミラー少将は、アルカイダメンバーらを収容しているキューバのグアンタナモ米軍基地から転任し、ジュネーブ条約の適用外としている同基地での取り調べ方法をイラクの刑務所でも適用しようとしたとの疑惑が米議会の公聴会で指摘されていた。