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(回答先: 「古代ナジャフの墓域で戦闘が激化」「イラクでは、心と精神を獲得する戦いに敗北している」他(山本史郎氏・ニュース紹介) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 5 月 15 日 08:03:43)
インディアンの聖地破壊もアメリカの政治戦略の一つ。
今破壊するのが戦術的に妥当かどうかは疑問だが、
遅かれ早かれイスラムの聖地を破壊する戦略だろう。
何故に、異教徒の「心と精神を獲得する」必要があろうか?
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http://www.fsinet.or.jp/~yoyoue/bible/deu.htm 申命記
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12:02あなたたちの追い払おうとしている国々の民が高い山や丘の上、茂った木の下で神々に仕えてきた場所は、一つ残らず徹底的に破壊しなさい。
12:03祭壇を壊し、石柱を砕き、アシェラ像を火にくべ、神々の彫像を切り倒して、彼らの名をその場所から消し去りなさい。
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http://www.npo-egao.net/c/kenkyu/hopi/kenk_hopi02.html
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アメリカ南西部、ユタ、アリゾナ、ニューメキシコ、コロラドの四つの州がひとつに交差しているフォー・コーナーズ。コロラド高原といわれる荒涼たる砂漠と、グランド・キャニオンなどの巨大な渓谷に囲まれたここは、長い間、いわゆる西洋近代から隔絶された空間であり、そこに住むホピやナバホ・インディアンたちによって、聖地として守られてきた土地であった。
ここはアメリカ大陸の背骨であり、心臓部ともいわれ、またヒマラヤなどと同様に地球の自然エネルギーの震源地であり、もしここが破壊されたら、それはナバホやホピのみならず、全地球的な規模の変動が起きてしまうと、彼らによって信じられてきた。
だからこそ、とりわけホピは、この土地はグレート・スピリット偉大なる精霊から与えられた土地であり、また地球上のすべての生命のための聖地であるとして、遥かなる歴史の曙から、この大地の番人としてここを管理してきたのだ。
…
また、フォー・コーナーズ地域は現在、膨大な量の石炭、石油、そして地球最大規模のウラニウムのベルト地帯といわれ、とくにアメリカのウラン資源のほとんどがその大地の下にあり、世界のウラニウム・キャピタル、グランツや、アメリカの原子力司令部ともいわれるロスアラモスを配した、いわばアメリカ合衆国の核開発の心臓部に変貌してしまっているのである。
核兵器であれ、原子力発電であれ、核開発の原点はウラン鉱石の採掘から始まり、その原点の採掘からすでに被爆者が生み出されている。
そして、聖地はそのための巨大な核廃棄物の処理場に変わり果ててしまい、国家的犠牲地区という名称で、ホピやナバホを被爆させながら、多国籍企業によって開発が押し進められてきた。日本の原子力発電の燃料のウランの何パーセントかも、この聖地から採られたものが使われている。
つまり私たちは、全ての生命の根源とされるホピの聖地を破壊し、平和利用という名でそれらを消費しているのだ。
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