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見守る米兵らは、こぞって裸の拷問の様子を撮影し、刑務所内のパソコン画面の背景用に取り込んでいた。「米兵らは虐待写真のベストコレクションを競っているようだった」
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http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20040508/mng_____kok_____002.shtml
収容された記者証言
「米将校級が指揮」
【カイロ=秦融】米軍によるイラク人虐待事件で、問題が発覚したバグダッド近郊のアブグレイブ刑務所に収容されていたイラク人ジャーナリストが七日、本紙の電話取材に応え、拷問の生々しい様子を証言した。男性の収容者はほぼ全員が裸にされて拷問を受け、米兵らはその様子を競って写真に撮っていたといい「拷問は指揮官が指示した組織的な犯罪だ」と言い切った。
取材に応じたのは中東の衛星テレビ、アルジャジーラのバグダッド支局記者ソハイブ・エルバズさん(24)。
エルバズさんは昨年十一月十六日、バグダッド北部のイスラム教スンニ派住民が多いサマラ近郊を取材活動中に「反米勢力のスパイ容疑」で拘束され、アブグレイブ刑務所の独房に約二カ月収容された。
尋問では、毎回裸にされ、太い棒で殴打、冷水をかけられる拷問を受けた。尋問にはエジプト系の米国人通訳が立ち会い、多数の米兵が見守る中、「将校クラスの男の指揮下で拷問が行われた」と証言。自分以外の収容者も全員、同様に毎回裸にされて拷問を受けていたという。
見守る米兵らは、こぞって裸の拷問の様子を撮影し、刑務所内のパソコン画面の背景用に取り込んでいた。「米兵らは虐待写真のベストコレクションを競っているようだった」という。ワインを飲みながら拷問をする米兵もいたと指摘。
エルバズさんは尋問室に連行される際、拷問を指揮している将校が女性の収容者の体をさわりキスしている場面も目撃。「汚らわしい行為で吐き気がした」と振り返る。
十代前半とみられる少女が「服を脱がされた」と泣き叫ぶ声も聞いた。老父とその息子が一緒に裸にされ棒で打たれているところも目撃した。
エルバズさんは釈放後、職場に復帰し、取材活動を再開。「これまでに公にされたのは、刑務所内で米兵がやった数々の虐待行為のごく一部にすぎない。人間として許せない行為だった」と憤りをあらわにしている。