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(回答先: Re: ファルージャで米軍、段階的に撤退 一部開始報道も 【Asahi】 投稿者 木田貴常 日時 2004 年 4 月 30 日 00:44:45)
29日、イラク中部ファルージャの前線基地から撤退を始めた米海兵隊の部隊(AP=共同)
ファルージャ撤退で合意 既に一部は開始
米軍、全面衝突回避
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/iraq4/news/0430-1270.html
29日、イラク中部ファルージャの前線基地から撤退を始めた米海兵隊の部隊(AP=共同)
【バグダッド29日共同】イラク中部ファルージャを包囲する米海兵隊司令官は二十九日、包囲を続けてきたすべての米軍部隊が撤退し、旧フセイン政権軍幹部が指揮する新たなイラク人部隊が三十日から治安維持のため市内に入ることで地元代表と合意したと明らかにした。AP通信などが伝えた。
ロイター通信によると、米軍の一部は既に二十九日に撤退を始め、地元警察幹部は三十日に米軍の撤退が完了すると述べた。
司令官の発言通り撤退が完了すれば、四月五日以来の米軍の包囲作戦で断続的な激しい戦闘が続いていたファルージャ情勢は当面、イスラム教スンニ派武装勢力と米軍の全面衝突は回避されることになる。
しかし米軍が武装勢力に要求していた重火器の引き渡しは進んでいないほか、二十六日から三日連続で行われた米軍の攻撃でイラク人側の反米感情が強まっており、米軍の代わりを務めるイラク治安部隊が治安を安定させることができるかどうかは、依然不透明な情勢だ。
司令官によると、新たに治安維持に当たるのは「ファルージャ防衛軍」と名付けられ、旧イラク軍兵士ら最大千百人で組織。米軍の統制下に置かれる。
連合国暫定当局(CPA)のブレマー行政官は先に、旧イラク軍幹部らも犯罪歴などがなければ新イラク軍に登用する考えを示していた。
一方、二十九日には、バグダッド南部郊外で自動車爆弾により米兵八人が死亡するなどイラク全土で米兵十人が死亡、米軍への攻撃が続いた。
ファルージャ包囲は米民間人四人が殺害された事件が発端。約二千五百人の海兵隊が包囲し、住民側に六百人以上の死者が出たとされる。今月十一日から一時停戦が続いていたが、二十六日からは米軍が連日攻撃。二十八日夜、攻撃機などを投入、武装勢力に対する空からの攻撃を再び実施した。
(了) 04/29