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私は「石油供給の減少傾向」は真摯に受けとめていません
http://www.asyura2.com/0403/war54/msg/1012.html
投稿者 HAARP 日時 2004 年 5 月 09 日 08:39:57:oQGUNb5q8hjD.
 

(回答先: Re: こりゃ、翻訳しても仕方ないです。面白い部分について 投稿者 HACHIDORI 日時 2004 年 5 月 09 日 07:08:42)

HACHIDORIさん、

”Editor's note: The author of this series has equity positions in three major international oil companies: ChevronTexaco, ConocoPhillips, and Exxon Mobil. ”

これは、エクソン・モービルに関するテロ事件(不利に作用する)に言及しているから、こういう但し書きをしていると思いました。普通、経済誌では「株を持っている」ときこのような言い方するんですか? possese equityという言い方のほうが普通だと思いますが。
それに、2部と3部で他の2社に言及してるんだろうと予測したのもありますね。

それは、さておき、私の「読み」ではアメリカの投資家と言っても高校生から年金生活者まで幅広いので、大方はこのような内容に誘導されると思います。
私の観点からは、世界で一番現金を持っているサウジの王族(ヴァチカンを除く)利権を「脅かす」情報は、殉教主義のイスラエルのマインドセットを感じますよ。

また、私は「石油供給の減少傾向」は真摯に受けとめていません(笑)。それにイラク侵略が石油のためだったとも思っていません。
これは全て単なる情報操作と見ていますし、どのみちShellやBPが音頭をとって「水素転換」に世界を持っていくでしょう。それでも、サウジの王権利権は失われないという構造になっています。これも、イラクの民主化の先に計画されているものと見ています。

阿修羅内参考

リビアの天然ガスは世界の左傾化の証か
http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/1262.html
投稿者 HAARP 日時 2004 年 3 月 26 日 07:18:16


【こんなバックグラウンドもあるようです】
http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/1339.html (抜粋)
いまのところ、「環境」関係の資料を漁っているところですが、いわゆる「サステナブルななんとか」というのは「継続可能」とか「接続可能」とかいう言い回しで、スローガンのように連呼されていますが、この用語の背後にはシェルやその周辺のシンクタンクが源泉のようです。これは決して「ピースフル」な用語ではないのです。

これらのシンクタンクや学者は、「石油の産出のピークは2000年」と発表しており、これは世界の埋蔵量の半分が「終わった」ことを示しています(私は信じていませんが)。この後は減産に転じ、石油価格が「恒常的な高値」になるのが2020年、この高値が「農業生産を破滅させる」のが2050年と弾いているようです。
それこそ「サステナブル」な農業生産には石油派生物の農薬や肥料や運搬のための燃料などが大量に消費されます。勿論、電力や水の分配にも大きな影響があり、これらが「破綻」するのが2050年と算出され、世界の石油業界はこのタイムリミットに沿って動いているようです。

一方、「環境レポート」や「食料関係圧力団体」などはなにかと2020年とか2050年という数字を使った報告が多いです。(最近の「ペンタゴン・レポート」も2020年までに・・・と言っています)
このような幾分インサイダーな情報圏内では、2010年あたりで「水素転換」(トランジットですね。今後は連呼されるでしょう)を行うというのは既定方針のようです。しかし、この「水素」は「石油や天然ガスから」作るんです。決して太陽光や触媒を使った「水の分解」は最初はやらないでしょう。
いずれは、水も「燃料」として認知されるのは必定ですから、「水の支配」は平行して行いますが、まずは水素供給のインフラを支配して、アラブなどの産油国(とくにサウジ)の利益は温存するということになるでしょう。

このようにすれば、「サステナブル」な世界は作れると「彼らは」見ているので、「接続可能」というのは「彼らにとって」という但し書きが必要になります。ちなみに、このような発想のグルーとなっている学者のなかには「世界人口が一億人くらいが望ましい。そのうち文明社会は半分でよろしい。」などと真顔で提言している人もいます。これでは、ブッシュやシャロンも忙しいわけです。

以上のような発想が結実したのが、【シェルもBMWも、アナン国連事務総長が1999年にダボス会議で提唱した、「持続可能で包括的なグローバル化」を推進するGC(グローバル・コンパクト)イニシァティブの参加企業です。】のグローバル・コンパクト・イニシアティブです。
もちろん、アナンも社会主義インターナショナル同様、ダボス会議の常連です。
ちなみに、ここに参加するお金持ちの爺さんたちは「若い秘書や妻」を同行するのが当たり前らしいです(笑)。我が石原総統も03年は「東京ナイト」を催して盛り上がったらしいですが、これはかつての「アジアの犯罪者発言」のときと違って、全く報道されませんでした。この人も「ダボス族」になったのかもしれません。とまれ、このような爺さんたちは、「人口の少ない」「綺麗な環境の地球」で「旨いモノといい女」に囲まれて余生を過ごしたいという欲求が激しいだけで、地球がこんなにヒドいことになっているのかと思うと笑えてくるときもあります。

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