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(回答先: Re: テロに屈せず・・か(独り言 投稿者 貼るの宴 日時 2004 年 4 月 24 日 21:47:49)
貼るの宴さん>ご意見を読まさせて頂きした。
一つ感心したのは
>これまで聞き入れることをしなかった国の方から、世界発信で、逆に「何故テロ活動をするのか?言い分を聞く用意が有る」との「要求」をしたらいいのでは?
の件です。確かに一つの方法論として良い考えだと思います。
ただ、問題は問題のある人格者の集まりであるアメリカ政府や日本の政府の人達がテロの意見を素直に聞き入れるかと、仮に聞き入れても実行するかでしょうね、99.99%は駄目だと思います。基本的には現在のイラクの人の意見は「アメリカ出て行け!」でしょうし、テロリスト達の要求は「貧富の差の無い社会を」と「アラーの神を崇めなさい」ではないでしょうか?(言い回しに問題があるかもしれません)
テロリストとレジスタンスは区別する必要があるのですが、イラクの抵抗勢力市民が要求しているのは「アメリカの撤退」でしょう、同胞を殺された憤りとアメリカは異教徒であり戦争中に日本人が抱いていた「鬼畜米英」と似た感情があるのだと思います。(それは、ある意味では正しい感情で、抵抗を続ける限りは鬼畜米英と呼ばれても仕方がない程に米英は強硬策を採用しています。)
テロは基本的にはレジスタンスのイラク抵抗市民とは違って、宗教戦争の戦士であり、思想戦士です。一番の問題は神の名の基で行われる聖戦と思っている者がいて、その為ならば他人を巻き込もうが、市民を道連れにしようがお構いなしの点です。ニューヨーク同時多発テロは記憶に残っていると思いますが、貼るの宴さんはあの行為を容認するのでしょうか?
私はテロは容認しません、例え、それにどんな理由があっても、罪のない人を多く巻き込み老人や子供を区別無く死傷させる行為は悪魔の行為です。彼らテロリストには我々の常識が通用しません。テロを利するようなあらゆる発言には基本的に反対させていただきます。ただ、今回のアメリカのイラク侵攻が正しいとも言いません、ハッキリ言って間違っています。もっとも、私が間違っていると騒いだところでアメリカが撤退しないのも事実です。
私はイラクの抵抗市民(レジスタンス)には同情の念を感じていますが、仮にテロリストと協力しあっているとしたらそれは間違いだとも思います。それの是非はともかくとして現在のアメリカやイギリス、そして日本政府の見解は抵抗市民はテロリストをかくまい協力しているとして作戦を行っています。世論操作かもしれませんし、言い訳かもしれませんが、アメリカの政府はそう宣伝しているのです。「これはテロとの戦いである」と
理論的には人命を尊重して自衛隊を即時撤退というのは正しいかもしれません、しかし、それがテロリストを利して結果的に多くの罪のない人の死に繋がる可能性は否定できませんし、テロリストが味をしめれば邦人を標的にしたそれこそ無差別の誘拐拉致が起こる可能性があります。とすれば、ベターな道は「テロには屈しない」と表現することです。それを否定するのは現実を認識しないか現実からワザと目をそらせている人の意見です。
私は現実を認識していないとしか思えない理想論を感情論と評しています。それは仮に正しいと思えたとしても心情的に正しいと見えるだけで、現実という立脚点からの視点が見落とされています。見落としがある以上はベター止まりであり、ベストな考えでは無い訳です。私の考えもベターであり、ベストではないのですから、あとは選択となります。結果的には、現実からの視点に重点を置く方がより現実的としか言えません。
分かりましたか?難しい言葉は使ってないですよね
私は誤字脱字の帝王を自負していますの、でありましたらゴメンナサイです。