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(回答先: Re: 西暦にこだわるイスラム 投稿者 はまち 日時 2004 年 4 月 23 日 19:17:03)
はまちさん、こん○○は。
西暦だけではなく文字にはアメリカの国旗まであしらわれています。
脅迫状の西暦は狂言自作自演説の根拠の一つで、せっかく日本政府批判をしてくれて多くが溜飲を下げたクベイシ師の背景を疑うのと同様、そのことを蒸し返すのはナンセンス狂言説を活気づかせる危険があることはわかっています。
ですが、狂言説主張者が群がった根拠「全て」ナンセンスだったとは思えないんですね。政府が狂言説の普及に加担こそすれ、それを押さえることをしないのも、私的には、都合のいいように解釈を誘導して、結局は狂言野郎の言うこと全てがナンセンスと思わせ、ブレーメンの笛吹きと同じ様にネズミを川に全部溺れさせたいのかなあ、などと憶測を深めたりするわけです。
ポスターで西暦が用いられても不自然ではないとする理由として、アラビア語のニュースで911をセプテンバーハダーシュとしていることを具体例の一つとして指摘されています。
ですが、コカコーラのように誰もが知ることになった言葉である911は、どこもそれに対抗するシンプルで確固たる「響く」言葉が形成されていない。西暦とイスラム暦の話に911の例がはたしてぴたりと当てはまるでしょうか。
一方、これは、まだ「その日」に対する固定的な用語がまだ形成されていない非占領当事者の話。アメリカなどはリメンバーパールハーバー、イスラエルなどはホロコーストなどで、日本は広島、長崎なのですが、これは完全に押さえられて、アメリカのパールハーバーのように機能していない。戦後アメリカが日本にしたのは用語を作る作業とも言えるわけです。ともあれ、「占領ノー」ポスターで重要な屈辱喧伝メッセージが少なく、怒りが感じられない。
世界標準の「西暦」を出すにしても、文字にアメリカ国旗まであしらっているし、ファルージャの虐殺も続く中、随分寛容なのだなあ、と思ったりする。一時チャラビが怪しげなテロのたびに決まって唱えていた、「旧サダム残党」もたくさんいるスンニ派向けのこのポスターは実に面白い。
私だったら、特に何かメリットがない限りは、そここそが創意のしごころに思えるところです。
どうです、「占領ノー」は違った意味に見えてきませんか。「イラク人が統治」する。アメリカも小泉もそのことを強調し始めました。
西暦は確かにグローバルスタンダード。だからこそ面白いのです。
そして今、アメリカが旧バース党に対する歩み寄りを進めている。ポスター製作、配布には日にちがかかります。アメリカが公言する前に手配しているわけですね。
もう少し前にこのポスターを見るか製造の動きを知りたかったものです。