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(回答先: 今後ともよろしく 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 19 日 17:27:18)
なんかKが一方的に論破された上、慰めされているみたいで少し悔しいので、もう少し反論いたします。
なにかあっしらさんに市民権貰ったみたいでお礼と思って下さっても結構です。
本日、帰りがけのラジオニュースで聞いたのですが、共産党の市田書記局長が「スペインのイラク撤退に伴い、他の国も撤退を検討し始めている自衛隊も即座に撤退すべきである。また、危険地域の渡航禁止方案は憲法に違反した考えで承認できない。イラクで人質になった人を助けるのは国家としての責務で、費用の請求はすべきでない」というのが要旨の事を発言したとか、一部にKの考えと違うところもありますが(Kは渡航禁止には基本的に賛成です。何故なら、自分の知り合いが行くと言ったら断固として反対だからです)。それでも意見はほぼ正論と思っています。しかし、発言は間違いです。それも取り返しの付かない大間違いです。何故ならば、共産党さんが言った事は自民党が意地で受け付けないからです。
ハッキリ言って人質問題が一応の区切りがついた今が、自衛隊撤退の絶好の機会であり、自民党内部や公明党さんにも(今を逃すと次の機会は何時になるか分からない)と言う考えもあったと思います。小泉首相も何時藪を付くか分からない自衛隊の引き上げ時を考えていたかもしれません(小泉総理はあれでなかなか切れ者ですし、今度の人質事件でかなり神経をすり減らしていると推理してます。)
でも共産党さんが発言したので全てはお終いです。自民党さんの中には共産党さんの意見は自分がしようと思っていた事でも共産党さんに先に言われたからやらない、という風潮があります。(全ての議員さんがそうではないですが、実力者は概ねそうです。)
これこそ、国益にならず、何の利益ももたらさない。感情的敵対意識からもたらされる不条理です。そこには冷静な判断もなければ正義も糞もありません
Kが何が言いたいのか分かります?(今回は発想の転換の見本と無益な感情論の例です)
で、全く役に立たない感情論ですが、それの最も根深い原因の一つが宗教です。Kは基本的に全て宗教は危険と思ってます。そもそも宗教は支配者が民衆を支配しやすい様に利用したので広まりました。宗教によってもたらされた悲劇は数限りなくあります。今日のイラクの悲劇も基を正せば宗教対立です。中東戦争全てがそうであり、テロリストが起こるのもそうであり、今のアメリカのイラクの人を人と思っていないかのような虐殺も異教徒という認識があります。
で、何が反論なのか?ですが、あっしらさんはユダヤ教を擁護しました。(擁護した訳では無い!との反論は無視します。)、イラク人もしくはユダヤ人の擁護は人として当然です。でも、ユダヤ教の擁護は問題です。
人間は自分の主張を実現するためには長期的戦略、中期的方針、短期的戦術を駆使しなければいけません。この掲示板には自分の主張と違う人は「何も分かっていない中流階級意識の愚民」として切り捨ててる人や、「何も考える力の無い、思考停止人間」として切り捨てる人も多いです。(勿論そうでない人も多いです)
現在の選挙制度社会の中では多数派の形成こそが勝利への道です。世論の動向に気を配り判断の基準を常にニュートラルにする事を意識して、しかも常にへそ曲がりの立場で判断するのです。民衆の反発を買ってしまったら勝利は望めません。
何を書きたいのか分からなくなってしまいましたので、Kは白旗です。降参いたします。(このようなのを無理して自分才能以上の理論展開をしようとしての自滅と言います)
次回はもう少し理論を煮詰めてから挑戦いたします。m(__)m