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(回答先: 劣化ウランによる被害の疑いが放射線障害によるものだと主張するならば・・・ 投稿者 usam 日時 2004 年 4 月 29 日 01:38:55)
放射性物質が生物の体内に取り込まれると、体内の特定の部分に濃縮されて貯まる現象
が起こります。
劣化ウランを体内に取り込んだ場合でも、生物濃縮が起こって体に劣化ウランが蓄積さ
れ、その劣化ウランに一定量含まれている放射性ウランが、その生物が生きている間じゅ
う体内で放射線を出し続ける、、という状態になる。これにより、各種のガンが発生する
率が非常に高くなる訳です。
電力会社や政府の原発関係の資料では故意に無視してるのですが、「放射線を浴びる」
のと、「放射性物質を体に取り込む」のでは、状況が全く異なるのです。劣化ウランの危
険性は後者の方ですね。
放射性物質が生物濃縮を起こす恐怖については、大ベストセラーになった広瀬隆著「
東京に原発を!」に詳しく掲載されているので、一読をお勧めします。
というか、放射性物質の生物濃縮についてはNHKの番組とかでもやってた筈だし、
一般常識だと思ったのですが、、、、。最近の人は知らないのでしょうか。
ちなみに、劣化ウラン弾を使用している軍隊は、アメリカ、イギリス、ロシア、中国、
フランス、イスラエル、パキスタン、、、、その他大勢。使ってない国の方が少数派かも
知れません。それで、国連で禁止条約、、、なんていう話が一向に進まない。
あと、ドイツと日本自衛隊は使用していません。一応、劣化ウランは核物質扱いなので、
非核宣言を行っている両国は装備していない。
だから、実は日本は「劣化ウラン兵器廃絶」を唱えてもいい立場にいるんだけど、、、。
被爆国でもあるし。ちゃんと廃絶運動すれば国際的にも見栄えが良く、外交的にもプラスに
なると思うんだけどなあ。