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【バグダッド28日共同】駐留米軍とイスラム教スンニ派武装勢力が対峙(たいじ)するイラク中部ファルージャは停戦期限切れを迎えた二十七日夜、米軍と武装勢力の間で激しい戦闘があり、米軍側はA130攻撃機や戦車砲で武装勢力の拠点とみられる二カ所を攻撃した。AP通信などが伝えた。死傷者数は不明。
米軍が攻撃したのはファルージャ北部ジョラン地区で、二十六日にも激しい戦闘で米海兵隊員一人と武装勢力側の八人が死亡したばかり。二日連続の戦闘で、事実上続いてきた停戦状態が崩壊する恐れが出てきた。
二十七日の戦闘は米軍側に迫撃弾三発が撃ち込まれた後、一時間半以上続いた。英BBCなどによると、何度も爆発音が聞こえ、炎と黒煙が上がった。
AP通信によると、戦闘に先立ち二十七日、米軍機が武装勢力に降伏を呼び掛けるビラをまいた。ビラには「おまえがテロリストなら昨日が最後の日だ」などと書かれているという。
パウエル米国務長官は、攻撃再開の決断の前に武器摘発を目指す米軍とイラク警察の市内合同パトロールを実施する方針を示しているが、パトロールは二十七日は始まらなかった。米軍側は戦闘回避の条件として武装勢力に重火器引き渡しを要求しているが、回収は進んでいない。