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【エルサレム18日共同】イスラエルがイスラム原理主義組織ハマスの創始者ヤシン師に続き、17日に新指導者ランティシ氏も殺害したことで、ハマス幹部全員殺害というシャロン政権の「恐怖のシナリオ」が浮き彫りになった。相次ぐ指導者の死亡によってハマスの組織解体が加速する一方、報復テロの激化による返り血も予想され、パレスチナ情勢の一層の混迷は避けられない。
シャロン首相がランティシ氏殺害に踏み切った背景には、同氏が反イスラエル武装闘争を先鋭化させる最強硬派で、創始者ヤシン師亡き後、「最も危険な人物」だったことがある。
ブッシュ米大統領は14日のシャロン首相との会談で、イスラエルに有利な政策を表明すると同時に「テロとの戦い」で共同歩調を取ることを確認。首相はガザ撤退を控え、一気に組織根絶を目指す絶好の機会ととらえた可能性が高い。
ただ、相次ぐハマス幹部殺害が米国を除く国際社会の非難を浴びることは必至。シャロン首相の思惑通りに進むかどうかは不透明だ。 (10:59)