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ブッシュとブレア、暴力の拡大にもかかわらず、イラクに関する固い姿勢を変えないことを約束(エル・パイス)
こちらの夜になって新たなニュースが入りましたのでお知らせします。(これは全文を翻訳します)参考資料として、まだお読みでない方は、次に目をお通しください。
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イラク主権、国連主導の暫定政権案…米が方針転換へ
http://www.asyura2.com/0403/war52/msg/893.html
投稿者 ああ、やっぱり 日時 2004 年 4 月 16 日 22:39:39:
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*訳中の「暴力」は原文ではviolenciaで、騒乱や戦闘という解釈もできますが、ここでは語意のまま「暴力」と訳します。
イラクはもちろん、パレスチナに対するこの2馬鹿の態度は一体何だ! どうやら腹の異常に突き出た「桃太郎」が猿と犬を操って「鬼退治」をしているらしい。(チョビ髭の雉は姿を消したが。)
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●『ブッシュとブレア、暴力の拡大にもかかわらず、イラクに関する固い姿勢を変えないことを約束』 [ニューヨーク、特派員]
英国首相トニー・ブレアと米国大統領ジョージ・W・ブッシュは、今日の午後【スペイン時間:訳注】の記者会見で、「イラクに民主主義を確立するため努力を惜しまない」と確約した。国中で暴力の波が起こっているにも関わらず、である。
ブッシュはホワイトハウスで記者団に「首相と私自身が我々の選択を行った。イラクは自由になるだろう。独立するだろう。平和な国になるだろう。我々は恐れもくじけもしない。」と宣言した。この発言に続き、ブッシュは国連の特使ラジャール・ブラヒミによってなされた、選挙準備のために6月30日の前にイラクの政府を安定させる提案に、満足の意を表した。
一方、英国首相トニー・ブレアは、欧州各国のスポークスマンの役として、イラクの民主化のために国連が「中心的な役割」を果たさねばならない、と主張した。
[ブレア、国連の新たな解決法を支持]
同様に、ブレアは昨夜、国連事務総長コフィ・アナンとともに国連安保理で、国連がイラクの政権移譲と再建に果たす役割を強化する新たな解決策を求めた。「さまざまな状況によって、近い将来のいつか、イラクにおける政権移譲に向けて我々が推し進めるべき安保理事会の新たな解決策を、我々は必要とするだろう。」と英国首相は語った。一方ブレアと会談したアナンは、治安の問題と、そして彼の特別顧問であるアルジェリアの元外相ラジャール・ブラヒミがますます困難な作業を抱えていることに、話を集中させた。ブラヒミは、イラク人を援助し6月30日前に政権委譲と、来年初めの民主的な選挙実施の形を見つけていく使命を帯びたチームの責任者を務めている。
[パレスチナ人は『この条件を受け入れ』なければならない]
【訳注:この「条件」は原文ではrato「挑戦」「挑戦的な言葉」などの意味である】
近東に関して、先の水曜日にイスラエルのアリエル・シャロンの一方的な分割案への全面的な支持を表明した米国大統領は、「パレスチナ人たちは平和を見出すためにはこの条件を受け入れなければならない」と強調した。
さらにブレアは、道程標として知られる近東の和平計画は、パレスチナ占領地のある地域から撤退させるイスラエルの一方的な計画にも関わらず、未だ有効である、と確証した。彼と同様にアナンも、ガザ地区からの撤退するイスラエル首相アリエル・シャロンの声明を好意的に受け止めた。この英国首相の言葉は、ヨルダン川西岸地区の一部を手放し現在イスラエルになっている土地へパレスチナ人が帰還する権利を否定するというシャロンの計画への、ブッシュの支持に対する多くのパレスチナのリーダーによる批判とは対照的である。
「道程標が打ち捨てられたとは思っていない」と、この2005年にパレスチナ国家を作りEU、国連、米国そしてロシアが賛成している計画について、ブレアは語った。