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(回答先: イラクムスリム・聖職者(ウラマー)教会:「新たな人質、殺害辞さぬ」 犯行グループが解放時に声明 投稿者 小円楽 日時 2004 年 4 月 16 日 20:00:00)
小円楽さん、はじめまして。
小円楽 さん(犯行グループの声明部分)、
> ~この部分はイラクで共通の疑問なのだろうか。
> http://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20040416/KOKU-0416-03-15-48.html
> 記事より抜粋。
>「なぜイラクが米国に占領されることを受け入れるのか。とりわけ、広島、長崎で米国のテロの最初の犠牲者となった日本が、そのような立場を取ることは理解できない」
上記文中の「イラクが米国に占領される」で、国名を他国に置き換えても、日・米を除く世界の至る所で、これが常識になっている可能性はあります。
東京の次に世界で有名な日本の都市は「広島」だそうです。横浜・大阪・名古屋ではありません。
そして「広島」は、ロータリーのマツダや生牡蠣で有名なわけではありません。
上記文中の「米国のテロ」とは、原爆投下のことです。
(1) 南米最南端〜タンザニア・ラエトリ(人類発祥の地といわれる)までの5万キロを、人力(自転車・ソリなど)・足掛け10年で「グレートジャーニー」した、医師で探検家の関野吉晴さんによると、彼が訪れたイヌイットの村で、「日本を知っているか?」と訪ねたところ、「知っている。原爆被災地だ。」と答えたそうです。
関野吉晴さんの話では、イヌイットに限らず、日本人が辺境と見ている土地の人々(勿論、そこから日本に来た人はいない)は、「日本=原爆被災地」として理解しているそうです。
(2) アフガニスタンで米軍+北部同盟がタリバーンを攻撃していた頃、取材に言った日本人の大手新聞記者は、パキスタンからタリバーンを支援に来た兵士に、「何故、米軍と戦うのか?」と質問したところ、その兵士から「日本人は広島・長崎を忘れたのか」と言われて、言葉を失ったと書いていました。
小円楽 さん(本文)
> ~これは犯行声明で見られた声明の中にも同様の事が見受けられたと思うけれども
前から共有している見解なのだろうか。
そうだと思います。
> ~3人が解放されて、またイラクの人らに日本の国民と政府は一緒では無いと認識させることが出来たと安心してはいけないのか?
イラク国内において、「日本の国民と政府は一緒では無い」かどうかを、流動するイラク情勢下で判断するのは、誘拐をするグループであって日本の国民と政府ではないので、安心できるのはまだ先のことではないでしょうか。