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(回答先: このあいだにも罪なき人が虫けらみたいに殺されている現実の認識を 投稿者 サルバドール 日時 2004 年 4 月 16 日 08:11:46)
在外同胞として思うこと
人質となっていた3名が解放される運びとなったことは、私にとっても喜ばしいことで、この1週間気を揉みつづけていたことが一つ晴れて、また人質ご家族のご心労の程を思うと、ひとまずほっとしています。
ただ海外在住の日本人の一人として考えてみるに、何となく釈然としない気持ちが残ります。「自作自演説」を声高に唱えて馬鹿騒ぎをしている愚かな児童(およびそれに類する自称評論家)どもはどうでもよいとしても、どうしても日本人は「島の中からしか物事を考えられないのか」という気持ちが残ってしまうからです。
こんなことを言うとお腹立ちの方もおられるかと思います。日本人の生命を日本人が気に病むのは当然で、それも米英イスラエルの気違いどもに無残に殺されていくイラクの人々のためを考えて行動した3名の生命を何とか救いたいと思う気持ちには、何の異論もありません。しかし、この間に世界で進行していることは21世紀の全人類にとって大変なターンニング・ポイントとなるようなことで、その世界の現代史の流れの中での日本の状況があるのであり、これから何十年か続くのではないかと思われる本物の苦しみの一場面に過ぎないことも、また改めてご認識いただきたい、と思います。
もちろんそれを自覚している方も多いとは思いますが、この間、阿修羅掲示板があまりに日本人人質事件に覆われてしまっていましたので、解放がかなり確実になった時点でこのような私の思いを吐露させていただきました。