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(回答先: ニ邦人「ファルージャ周辺で外国人誘拐事件を起こしているグループとは違う可能性」:スンニ派イスラム聖職者教会 投稿者 小円楽 日時 2004 年 4 月 15 日 23:25:36)
毎日新聞 2004年4月15日 13時58分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040416k0000m030104000c.html
から抜粋。
フリージャーナリスト、村上和巳さん(34)には12日午後6時前、安田さんからメールが届いた。「今は街中で『出歩いているとさらわれるぞ』とからかわれます。でも、今回の(3人人質)事件で『自衛隊以外の日本人は米国に味方をしに来たわけではない』という認識をした人もいるかもしれません」「『3人の日本人が大切なのは分かるが、連日何百人と殺されているイラク人のことも同様に尊重すべきではないか』とイラク人スンニ派住民に皮肉られた」などと書いていた。
安田さんは97年4月に信濃毎日新聞社に入社。「戦時下のイラクに行き、取材をしたい」と昨年1月に退社していた。
===================以下全文
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040416k0000m030104000c.html
イラク:
新たに2人不明 「情報ほしい」と家族ら
新たにイラクで拘束された可能性が浮上したフリージャーナリスト、安田純平さん(30)と市民団体メンバー、渡辺修孝さん(36)。政府による情報の確認は進まず、家族や知人は「無事で」と祈るばかりだ。
●安田純平さん
安田さんは3月14日に離日しバグダッドを中心に取材中で、5月8日に帰国予定だった。東京新聞に2回、記事と写真を送り掲載されていた。
東京新聞によると、安田さんとの連絡は14日午後3時に届いた電子メールが最後。同日午後5時45分のメールでの問い合わせに返答はなかった。
今回が4回目のイラク取材。東京新聞は今回、原稿料の前渡しとして渡航費用12万円を安田さんの口座に振り込み、社有の衛星携帯電話を貸与した。14日午前11時50分にメールで届いたファルージャ市民の記事は、15日の一部地域向け朝刊に掲載された。
藤本直紀・編集局次長は「出発前に『危険な取材はしないでほしい。会社として責任が取れないので、取材について東京新聞から一切指示をしない』と伝えていた。安否情報がなく、憂慮している」と話している。
埼玉県入間市の自宅では15日朝、父英昭さん(64)が「わらにもすがる思い。心配です。情報が欲しい」と話した。「ありのままを伝えたい」とイラクに行った息子。「慎重派だが、一度決めたら親の反対も押し切ってやり通す性格」と言う。
両親へは12日午後10時ごろの電話以降、連絡が途絶えている。この時は衛星電話のテストらしく、「『話が通じているか』と元気いっぱい。数十秒だった」という。
フリージャーナリスト、村上和巳さん(34)には12日午後6時前、安田さんからメールが届いた。「今は街中で『出歩いているとさらわれるぞ』とからかわれます。でも、今回の(3人人質)事件で『自衛隊以外の日本人は米国に味方をしに来たわけではない』という認識をした人もいるかもしれません」「『3人の日本人が大切なのは分かるが、連日何百人と殺されているイラク人のことも同様に尊重すべきではないか』とイラク人スンニ派住民に皮肉られた」などと書いていた。
安田さんは97年4月に信濃毎日新聞社に入社。「戦時下のイラクに行き、取材をしたい」と昨年1月に退社していた。
●渡辺修孝さん
栃木県足利市柳原町の渡辺さんの実家では、母親が集まった報道陣に対応した。母親は「外務省から息子の所在に関する照会や確認の電話も受けていない。報道関係者から尋ねられても、信じられない」と答えた。
渡辺さんが所属する「米兵・自衛官人権ホットライン」(東京都中野区)によると、渡辺さんは昨年夏、自衛隊の派遣反対などの活動をする同団体の会員になった。「イラクの現状を見たい」と当初、一人で現地入りを計画。しかし、「自衛隊の活動の調査や活動に対する地元の反応を日本に届けたい」とする同ホットラインの要請で、現地スタッフとして今年2月に派遣された。
現地から同ホットラインへの連絡は、電子メールだけで、渡辺さんの安否確認は難しい状況という。最近では、13日午後5時(日本時間)にメールが届いている。同ホットラインでは、15日未明に報道機関から問い合わせがあり、初めて拘束の情報を知ったという。
小西事務局長は「無口だが行動力がある人物。本人が自衛隊の調査や監視活動のためにイラクへ行ったことを相手が理解してくれたら、解放してもらえると思う」と話した。また、事務局次長の片岡顕二さん(52)は「とても心配だ。日本人3人の拘束事件のあと『安全対策はしっかりするように』と連絡したんだが……」と案じていた。
今年3月からイラクに滞在中のフォトジャーナリスト、渡部陽一さん(31)は、今月2日、バグダッド中心部でシーア派の合同金曜礼拝を取材していた際、安田さんと一緒に駆けつけた渡辺さんに会った。初対面で、黒いジャケットに黒いショルダーバッグをさげた、物静かな人だったという。
また、渡辺さんを知る貿易会社経営、槙泰智さん(45)=東京都=は「渡辺さんとは、湾岸戦争後の92年に、経済制裁の解除を現地で訴えるために一緒にイラクを訪問した。今回もイラクに出る時に『真実を見てくる。見て帰ってきてみんなに知らせたい』などとメールを送ってきていた」と話した。
毎日新聞 2004年4月15日 13時58分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040416k0000m030104000c.html