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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040415-00000149-kyodo-int
【ワシントン15日共同】米国防総省はイラクの反米武装勢力鎮圧に向けた2万人規模の駐留米軍増強について、新たな部隊の投入ではなく、陸軍第一機甲師団など部隊の駐留期間延長という綱渡りの運用計画で乗り切る方針だ。
戦線拡大で部隊運用は限界に近くなっており、北大西洋条約機構(NATO)軍をはじめ各国の新たな派遣による兵力補充に期待しているが、そうした補充がなければ、治安対策が行き詰まる可能性がある。
米軍は昨年12月の兵員交代で、イラク戦争に従事した主力の陸軍部隊が相次いで帰還したため、長期駐留を本来想定していない海兵隊まで再投入してやりくりしている。
ブッシュ大統領は13日の記者会見で「イラクでのより公式なNATOの関与を模索している」とNATO軍の派遣拡大を要請する考えを明らかにした。(共同通信)
[4月15日16時30分更新]