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アルジャジーラは「うそつき」 米軍が非難
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200404140012.html
バグダッド(CNN) イラク占領が混迷を深める中、米軍がカタールの衛星テレビ局アルジャジーラなどアラビア語放送へのいら立ちを強めている。13日にはイラク駐留米軍幹部がアルジャジーラに出演し、記者をうそつき呼ばわりした。
アルジャジーラは、イラク戦争開戦時からイラク国民の被害を手厚く伝えるなど、米国主導のイラク占領に対して批判的な報道姿勢を鮮明にしている。
駐留米軍のキミット准将は13日、アルジャジーラに出演。ファルージャでの停戦を米軍が破ったのはなぜか、とたずねられたキミット准将は、「米兵が停戦に違反したとは思っていない」と質問の前提を否定。これに対し、アルジャジーラの記者が米兵の停戦違反を確認している、とキャスターが返すと、「そちらの記者が確認したのかもしれないが、それはここ数日間、そちらの記者たちがずっとやっていることだ。うそを繰り返し、確固としたものにしているのだ」と述べた。
キャスターは、米兵による停戦違反を示す映像があると応酬。しかしキミット准将は譲らず、「ハリウッドの有名な次の表現を使いたい。カメラもしばしばうそをつく」と答えた。
一方、暫定占領当局(CPA)のセナー報道官も、アルジャジーラと、アルアラビヤ(本部・ドバイ)の両テレビ局の名を挙げながら、米軍が女性や子供を狙って攻撃しているとの報道があったとし、「害毒がある(報道だ)」と激しい言葉で不快感を表明。ファルージャへの援助物資の準備を米軍が妨害したり、英軍キャンプで多数の英兵が殺害されたといったアルジャジーラの報道についても、誤報だと主張した。
また、アルジャジーラ記者が2回にわたって米軍の戦車に狙われたと主張していることについては、「特にばかばかしい。(そういうことがあったか)確認するにも値しない」と切り捨てた。
米軍は昨年4月、米軍主導のイラク空爆による市民の被害を伝え続けていたアルジャジーラのバグダッド支局を爆撃、記者1人が死亡したが、セナー報道官はこの件には触れなかった。