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(回答先: 「読売」、「産経」はこれをちゃんと報道して、謝罪せよ!に対して反論です。 投稿者 マサ 日時 2004 年 4 月 14 日 14:07:00)
マサさん、始めまして。レス有り難うございます。
マサさんも、「はがきを送った人が謝罪すべきですよね。」と仰っていますので被害者家族を中傷する行為は非難されるべきだとお考えであろうと推察致しております。
では、産経新聞、読売新聞がこうした被害者家族中傷に責任がないかといえば、私は大有りだと考えております。
「読売新聞」は事件以来、数度の社説において被害者の自己責任論を唱えてきましたが、次第にその論調をエスカレートさせ、13日の社説においては、「自己責任の自覚を欠いた、無謀かつ無責任な行動が、政府や関係機関などに、大きな無用の負担をかけている。深刻に反省すべき問題である。」とまで書くに至りました。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040412ig90.htm
「産経新聞」にしても同様です。本日の社説において、「外務省から退避勧告が出される中、三人はそれを承知でイラク入りし、事件に巻き込まれてしまった。不幸なことではあるが、第一義的に自分たちの責任だということを忘れてはならない。」
http://www.sankei.co.jp/news/editoria.htm
と述べています。
私は両新聞の論調が日本国内での人質家族に対する誹謗中傷の拡大を積極的に作り出してきたと考えております。両新聞はどうすれば人質が安全に解放されるかを考えるべき段階で、逆に3人の責任を言い立てることにより、只でさえ心労の極限にある筈の人質家族を更に傷つけることに力を貸しています。
勿論、現在の緊迫したイラクに入国するに当たっては細心の注意深さが必要だと思います。或いは3人にその点で欠けるところがあったかも知れません。しかし、それは3人が解放された後に彼等に改めて言えばいいことです。
「読売」、「産経」がこうまで3人を攻め立てるのは、人質解放条件により、自衛隊の撤退論が高まることに対する警戒感からだと考えています。また彼等が無事解放された段階で、彼等がヒーローとして扱われることに対する警戒感もあると思います。(こうした意見を公明党幹部が語っていますが、両紙にとっても共有するものがあると考えます。)
確かにマサさんの仰るように両紙の記事には「ソフトに」3人のことを報じているものもあります。例えば、この下のほうに転載した「読売」の記事などは(大量のFAXが届いた中に)「家族に対する厳しい意見や中傷も含まれていた」との記述があり、家族に対する同情が感じられます。しかし、「読売新聞」の社説こそが「厳しい意見や中傷」に当たるものと考えています。
最後に「貴殿は日本語の勉強から始めたほうがよいと思います。」に関してですが、私自身常々そのように感じています。日本に生まれて数十年経ちますが一向に日本語能力が向上しません。未だにこのような駄文しか書けません。(かといって外国語が得意なわけでもありません。)