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(回答先: ナポレオンの「解放戦争」=対外侵略に大義があるというのなら、ブッシュにも大義があることになる(本文なし) 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 14 日 15:42:10)
ナポレオンの大義が機能したのは、あくまで、「当初」のみです。
自由と解放を求める「自国民」のニーズに答えようとした時点では、その大義は機能
していただろう。
勝ちに奢り、植民地を拡大する戦略の展開に伴って、彼の大義が本来の意味を喪失し、
やがて逆賊に転落していったのは明らかですが。
しかし、ブッシュは自ら先頭に立って軍を率いたこともなく、自分の命を賭けて戦略
を練るようなことはしたことがない。
ましてブッシュの自作自演マッチポンプによる、「テロとの戦い」「他国民への無理
矢理な民主化の押し付け、介入」などは、最初から全く空っぽであり、大義と呼べる
部分は一切ない。単なる私利私欲を満たすために嘘をついて、大義があるが如くみせ
かけ、自国の兵士を捨て駒にして、実際はアメリカの経済も民主主義も奈落に突き落
とすということに始終しているだけです。
アフガンにせよ、イラクにせよ、一度も頼もしいとか頭がいいとか感じたことはない。
当然まともで有効な戦略などというものも、もちあわせていないと見受けられる。
ナポレオンは今でもファンも多いし、戦略も研究されている(私は彼のファンではな
いし、奢れる者は久しからずの典型であるとさえ思っているが)。
それと比べても、後代ブッシュを英雄とし、偉業を称える人など、果たして出てくる
ものかどうか(ただの破壊マニアならともかく)。