現在地 HOME > 掲示板 > 戦争52 > 1206.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200404/sha2004041801.html
15日に3人が解放されたイラク邦人人質事件で、武装グループが人質にナイフを突き付けて「ノー小泉」と言わせた映像は、犯人側が人質に強要した上での演出だったことが17日、分かった。政府がビデオを解析し、未放映部分に事前に演技を振り付けたような動きを発見。3人はやむなく従ったとみられ、事実関係をおおむね認めたという。〔写真:8日にAP通信が配信した「首にナイフ」の映像。未放映の冒頭部分に演技をつけたような動きがみつかった=AP〕
◇
ビデオは武装グループ「戦士旅団」が犯行直後の8日にカタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」に送付。頭をつかまれたフリーライターの今井紀明さん(18)が刃物を突き付けられて「ノー、小泉」と言わされ、NGO活動家の高遠菜穂子さん(34)が手て覆う場面などがあった。
政府筋によると、政府は放映直後から外交ルートを通じてビデオを独自入手し、専門家による解析を進めた。その結果、未放映の冒頭部分に明らかに事前に演技をつけたような動きを発見。このほか悲鳴を上げさせるシーンなどで人質3人が犯人側の動きを予知していたかのような動作が数カ所あったという。
人質3人は政府関係者の事前聴取に、犯人側に事前に説明された上で、おびえたような演技をするように強要されたことを大筋で認めたという。
この事実を政府側がビデオ分析から早い段階で把握したことで、政府の緊急対策本部は「武装グループが人質3人を即座に殺害するような状況ではない」と判断。人質解放に向けた交渉を有利に運ぶことができ、15日の解放につながった。
フォトジャーナリストの郡山総一郎さん(32)を含む3人は17日、検査入院しているアラブ首長国連邦のドバイの病院で現地入りした肉親と拘束後、初対面し、無事の生還を喜び合った。18日に関西空港着の航空機で帰国する。
◆(私のコメント)
これでなぜ彼らが日本に帰りたがらないかが証明された。少なくとも脅迫ビデオの演出に協力していることは証明されたのだから、演技であった可能性は大きい。