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(回答先: 日本議員大激怒 人質3人救命に20億円かかったぞ【中国新聞網】 投稿者 usam 日時 2004 年 4 月 17 日 20:33:53)
日本国内の世論なら、勧告を無視して、イラクに行った民間人なのだから彼らに責任があると言う。(日本の一般論で)イラクでおっこっている事を自然災害のレヴェルで考えているのではないでしょうか。しかし、今回の事件は人為的に引き起こされた情勢不安の下、苦しむ人々のために三人の非政府の人間が人道支援のためにイラクに行きテロリストに誘拐されて、起こった事件です。政府は自分たちの責任ではないと言いますが、テロリスト側が自衛隊の撤退を要求していたと言う事は、その時点で交渉の決定権を握っていたのは日本国政府でした。
問題はテロリスト側が誘拐する人間を間違えたとこにあったのではないでしょか。(私は非人道的な行為(誘拐)には反対です。)
つまり、イラクの人々のために来た民間人を誘拐するべきではなかったのです。ですから、人質は解放されたのではないでしょうか。テロリストは世界のメディアを意識していたと思います。あくまでもイラクの人々のために戦うと言うスタンスを崩さない為に。
さて、問題はここからです。
家族に対する中傷、福田官房長官なり政府要人の人質問題は彼ら三人に責任があるとする態度、そして、極めつけは今回の事件にかかった予算20億円ぐらいと言う噂(つまり、人命とお金を比べてしまった)。テロリスト側とは裏腹に日本政府は世界のメディアに対して、民間人の人道支援に興味がない姿を鮮明に映してしまったんではないでしょうか。