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(回答先: イラク愛した3人救って、人質家族がTVで必死の訴え [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 11 日 14:47:45)
イラク日本人人質事件は11日午後9時(日本時間)、武装グループが設定した自衛隊撤退要求の「期限」を迎える。
政府が隣国ヨルダンに設置した現地緊急対策本部(本部長・逢沢一郎外務副大臣)は本格的な情報収集活動を続けているが、10日夜現在、3人の所在や武装グループの実態は判明しておらず、グループとの接触もできていない。政府は、アラブ各国に協力を要請している。川口外相は武装グループに早期解放を訴えるビデオを作成し、海外通信社に配信を求めた。「期限」切れを目前に、政府は3人の救出に全力を挙げている。
【アンマン=竹田和弘】逢沢一郎外務副大臣は10日午後(日本時間10日夜)、ヨルダン外務省でマジャーリ外相代行(労働相)と会談し、人質事件について「ヨルダンの国民、政府を挙げての支援を日本政府代表としてお願いしたい」と協力を要請。マジャーリ外相代行は「できる限りの支援、様々な協力を行う」と応じた。逢沢氏は「日本はイラクの友人で、中東各国の親しい友人だということを、中東各国からもメディアを通じて発信してほしい」と語った。
一方、逢沢氏は、武装グループに関する情報については、記者団に対し、「いくつかあるが、3人の安否にかかわるので中身は言えない」と繰り返した。
◇
武装グループは、カタールの衛星テレビ「アル・ジャジーラ」にビデオを届けた際に添えた手紙の中で「(自衛隊撤退の)猶予はテープの放送日より3日間」と記していた。放送は日本時間8日午後9時からで、政府は11日午後9時が「期限」と判断している。
政府は10日、「在イラク邦人人質事件対策本部」(本部長・福田官房長官)の幹事会を開き、人質の足取り解明や武装グループとの接触に重点を置いて対応することを確認した。武装グループと接触できた場合、期限引き延ばしを図る案も浮上している。
川口外相は10日夜、シリアとパレスチナの各外相と個別に電話で会談し、「人質解放につながる支援をお願いしたい」と要請した。日本人3人の早期解放を求めるビデオも収録。アラビア語に吹き替え、11日以降、AP、ロイター両通信社系列放送局などを通じて世界に配信する予定だ。
(2004/4/11/01:44 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040410it13.htm