現在地 HOME > 掲示板 > 戦争51 > 238.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: イラク邦人人質:米国務長官「犯人逮捕、全力で」(毎日新聞 2004年4月10日) 投稿者 まさちゃん 日時 2004 年 4 月 10 日 15:24:48)
特殊部隊や諜報機関を持ち出して救出作戦をあれこれリークする日本政府や米英政権は、アホの極みというだけではなく犯罪者とも言える。
「救出作戦」を否定するわけではないが、それを成功させるためには、そんなことはやらないと犯行グループが判断し現状を維持するような情況をつくらなければならない。
犯行グループと人質がどこかに立て籠もっていてそれを包囲しているという状態でも、交渉で犯行グループを懐柔し続ける一方で、極秘に「救出作戦」を立て機を見て実行しなければならないのである。
(犯行グループが自分たちの命に執着しているのなら、人質と運命をともにすることになる救出作戦で手を上げることもあるが、それとて人質に危害を加えた後である可能性もある。死を覚悟しているのなら、ただ犯人を逃がさなかったというだけの結末になる)
今回のケースでは、犯行グループの実体や人質の居場所や現状さえ分かっていない。
そして、犯行グループは、既に要求は公表しているのだから、期限前に人質に手荒なことをしてさっさとどっかに消えてしまってもいいのである。
犯行グループが「救出作戦」の存在を知ればそのような動きに出ることは容易に推測できることだ。
勇ましいものをカッコイイと思うのは勝手だが、それが人命に関わるときには慎重に取り扱われなければならない。
現状で、「救出作戦」とやらが漏れるかたちでそれを依頼した日本政府やそれを受けた米英両国の政権は“人殺し”と呼ぶにふさわしいものである。
※ このような経緯で「救出作戦」とやらが成功したら、それこそ今回の「テロ事件」の実相が浮かび上がることになる(笑)