現在地 HOME > 掲示板 > 戦争50 > 675.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: ナシリヤで伊軍と銃撃戦、イラク人15人以上死亡 [読売新聞]【ポーランド軍・ウクライナ軍・スペイン軍も交戦】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 07 日 02:06:39)
【バグダッド小倉孝保】イラクで続くイスラム教シーア派の対米強硬派指導者ムクタダ・サドル師支持者と米国を中心にした占領軍の衝突は6日も中南部で拡大し、南部ナシリヤではイラク民間人ら約15人が死亡した。戦闘地域の拡大に伴い、ポーランド軍やブルガリア軍など交戦に巻き込まれる米英以外の占領各国軍が増え、被害が広がっている。ナシリヤは陸上自衛隊が活動するサマワから南東約100キロにあり、陸自は宿営地外の活動を当面自粛することになった。
ナシリヤでは6日未明、市内数カ所の橋を占拠したサドル師派民兵組織とイタリア軍との間で銃撃戦が発生。ロイター通信によると、民間人を含むイラク人約15人が死亡した。
また、中部クートの交戦でウクライナ兵1人が死亡。同じ中部のカルバラではパトロール中のポーランド兵2人、ブルガリア兵3人が何者かに狙撃され、負傷した。
AP通信によると、サドル師は4日から、重武装した同師の民兵組織「マフディ軍」に守られ、バグダッド南方クーファのモスクにろう城していたが、逮捕状が出たことが明らかになった後の6日、シーア派の聖地ナジャフに向かったという。
同通信によると、サドル師は6日、ナジャフにいる側近を通じて声明を発表し、「われわれは可能な限りの手段で自分たちの権利を守る」「私には暗殺されるか逮捕されるかの運命しかない」などと徹底抗戦の姿勢を鮮明にした。
米軍は5日、マフディ軍の拠点があるバグダッドのシーア派地域を武装ヘリなどで攻撃。AFP通信によると、イラク人39人が死亡。同通信は、南部アマラでもサドル師支持者と英軍との衝突により、2日間でイラク人12人が死亡したと報じている。
戦闘の拡大が「反占領闘争」の色合いを強める中、米英占領当局(CPA)のブレマー文民行政官は6日、「無法者が率いる違法な民兵組織がイラク人や連合軍、米国人を攻撃しているだけだ」と断じた。米NBCテレビに語った。
今後、米軍がサドル師本人の逮捕などの強硬姿勢に出れば、イラク情勢は一気に緊迫の度を強めそうだ。
一方、米軍当局は6日、スンニ派地域・アンバル県で米海兵隊員4人が反米勢力により5日殺害され、バグダッド北部地区では、5日から6日にかけて米兵3人がロケット砲攻撃で相次ぎ死亡したと発表した。
情報を総合すると、4日に始まった衝突での犠牲者数は、占領軍側が少なくとも17人、イラク人は90人以上に上っている。
毎日新聞 2004年4月6日 22時07分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20040407k0000m030109000c.html