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(回答先: イラク:サドル師支持者との衝突拡大(毎日新聞) 投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 4 月 05 日 21:53:53)
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20040405/20040405a3870.html
【サマワ5日共同】イスラム教シーア派の対米強硬派指導者ムクタダ・サドル師の民兵組織「マハディ軍」のメンバーら数百人が5日朝、イラク南部バスラ州の州都バスラで州庁舎や知事宅を占拠した。同師支持者は4日にも中部の聖地ナジャフなどで米軍などと衝突しており、マハディ軍を中心にしたシーア派強硬勢力の反米、反占領統治の動きは南部にも拡大した。
米主導の統治体制は「容赦しない」と力で抑え込む姿勢を示しており、これまでの反米武装勢力とは別にシーア派の民兵組織という新たな抵抗勢力と対立することになった。6月末の主権移譲や国連の暫定政権づくりの協議にも影響を与えそうだ。
連合国暫定当局(CPA)のブレマー行政官は5日、サドル派を「無法者」と非難、強硬な姿勢で取り締まる意向を表明した。
ブラヒミ国連事務総長特別顧問は4日にバグダッド入りした。
英BBCによると、バスラの州知事庁舎などを占拠したメンバーの数十人は、同師の肖像画などを掲げ、駐留連合軍が拘束しているサドル師側近、ムスタファ・ヤクビ師の釈放やCPAに発行を停止されたサドル師系週刊誌の発禁解除を要求、州当局者が話し合いを行っている。
州知事を兼務する、イラク統治評議会の評議員、ワエル・アブドルラティフ氏は直前に現場を逃れたという。
バグダッド北部シュラ地区では5日、米軍がサドル派拠点を攻撃、マハディ軍も応戦し、ロイター通信によると、米兵2人が死亡した。