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(回答先: スリランカ選挙:野党連合が第1党の座を確保 [毎日新聞]【大統領派の勝利】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 04 日 05:05:22)
【コロンボ西尾英之】スリランカ選挙管理委員会は4日、2日投票された総選挙の最終開票結果を発表した。クマラトゥンガ大統領率いる野党連合「統一人民自由連合」(UPFA)は過半数の113議席には届かなかったが、105議席を獲得し第1党となった。今後大統領は同連合に内閣の組閣を命じ、少数政党と連立して新政権を樹立するとみられる。しかし大統領と対立するウィクラマシンハ首相派も少数政党への多数派工作に乗り出しており、依然首相派が政権を維持する可能性も残っている。
大統領派は前回01年の選挙に比べ大幅に得票数を伸ばした。背景には多数派シンハラ人強硬派の「人民解放戦線」(JVP)が今回から大統領の連合に加わったことがある。JVPは少数派タミル人武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)との和平交渉に反対姿勢を示している。LTTEも大統領との交渉には難色を示すとみられ、昨年春から中断したままの政府とLTTEとの交渉再開はさらに遅れる見込みとなった。
首相の与党連合「統一国民戦線」(UNF)は82議席に留まった。LTTEの支援を受けた「タミル国民連合」(TNA)は北部のタミル人居住地域で圧倒的な強さを示し22議席を獲得。4位は今回初めて選挙に参加した仏教系の「JHU」が9議席を得た。
[毎日新聞4月5日] ( 2004-04-05-00:39 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040405k0000m030102000c.html