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河野衆議院議長は、欧州連合(EU)加盟国の在京の大使を招いた会合で「アメリカの独りよがりな国際的なアプローチに若干の危ぐを抱かざるをえない」と述べ、イラクへの対応などを念頭にアメリカの外交姿勢を批判しました。
http://www.nhk.or.jp/news/2004/3/31/k20040331000132.html
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たまたま、このニュースをテレビで見た。
EUに対するリップサービスというのは明らかだが、だいたい以下のように言っていた。
(アメリカのイラクに対する軍事力を背景とした民主化の動きに一定の評価をしつつも:アナウンサー)
河野:『アメリカの独りよがりの国際社会へのアプローチに若干の危惧を持っている。
北朝鮮の挑戦的な態度については、北朝鮮を国際社会に組み入れたい、あるいは再統合したいという気持ちがあるが、アメリカもまた国際社会のなかに再統合したいという気持ちを持っている。』
これは、今までにない種類の発言で、EUを機軸とした「国際社会」を念頭に置いているということだろう。
この「国際社会へ再統合」という表現自体もリビアの「国際社会への復帰」のときに使われた表現と全く同じものだ。北朝鮮の「復帰」に自分が主役を張るという含みもあるのかもしれない。
そして、その「国際社会」の下にアメリカを「再統合」したいという飼い犬にしてはあるまじき言動に踏み込んでいる。
これは河野洋平の「ご主人様」が代わったのか、元々のご主人様からこのような発言をする「お許し」が出たということだろう。もしく、そのように「強制」されているということかもしれない。
スペインの3・11を契機にした世界的な「左傾化=EU化」に早速飛び乗った河野の尻の軽さは注目に値する。
また自民党内の小泉以下の親米スクールがどんな反応をするかが見物だ。