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(回答先: イラク:米英占領当局、イスラム教シーア派新聞社を閉鎖 [毎日新聞]【自爆テロではなくアパッチのロケット弾と主張】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 30 日 01:43:49)
あっしらさん、おはようございます。
これでアメリカの意図が読めましたね。
1979年ホメイニ革命の二の舞(イラクのイラン化)になる恐れが十分出てきた。
今のイラクシーア派にとってはアメリカ(ブレマー)はイラクのパフレビーみたいな奴です。
新聞の発刊停止とは、シーア派への言論弾圧はただごとではないことを示しています。
これまでシーア派はおとなしくしてきたようですが、水面下での「基本法」をめぐる対立は相当なものだったのだと思います。
そこでアメリカは陰にイランありと見て、アルカイダを騙った仮象としての「テロ」を3月2日にしかけて強引に基本法に署名させた、と思います。これは一石二鳥を狙ったものだったと思います(「テロの脅威」の存在(スペインも同一)の強調とシーア派への脅迫と分断を狙った)。そのためシーア派(穏健派)も妥協せざるを得ずイラク基本法が3月8日に成立することとなった。
しかし結果はブレマー・ブッシュの思惑どおりにはゆかずシーア派とスンニ派の接近(実際は結束)を呼んだ。
占領軍への抵抗はシーア派・スンニ派の結束とこれに武装勢力の結集となれば、これからがイラクの人々の正念場ですね。
しかしその後不満が強まりシスタニ師が巻き返しを図り国連へ書簡を送った。
鍵を握るのは、今のところ対米協力のクルド人の動きでしょうか。
まだよく実体はわからないのですが、シーア派が新聞発刊停止を機にいよいよ平和的にだとは思いますが、本格的に動き出すような気配を感じます。
アメリカもますます窮地に陥るのではないでしょうか。
いろいろご教示ください。