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今井さんと高遠さんのメールや、郡山さんが滞在していたアンマンのホテルの話などから、3人の足取りが浮かんでくる。アンマンからバグダッドへの陸路は、反米武装勢力の活動が活発な地域を通り、強盗なども頻発するが、1年前のフセイン体制崩壊以後、外国人の誘拐事件が表面化したことはない。
アンマン−バグダッド間は陸路で約1千キロ。車で12時間ほどかかる。一般的には早朝5時ごろにアンマンを出発し、東に400キロほど走り国境に到着。ヨルダン側で出国手続きをしてイラク領内に入る。その後はコンクリートの片側3車線の広い直線道路が続き、車は時速100キロ以上で走る。
車は途中で給油する必要があるうえ、バグダッドから西150キロあたりにあるラマディからバグダッドの間では、武装強盗が出没する。さらに、米軍の車列に向かって武装勢力によるロケット弾攻撃も頻発する。バグダッドに近いファルージャでは数日前から米軍による武装勢力の掃討作戦が続いており、危険な状況が指摘されていた。
高遠さんが運営するインターネットのメールによると、高遠さんはアンマンのホテルに到着したのは現地時間で4月4日午前0時半。
「4日は札幌の今井くんを待って、2人でイラク入りの予定」
メールによると、今井さんがアンマンのホテルに到着したのは、5日午後9時だった。
6日未明にイラクに向けて出発する予定だったが、「イラク人ドライバーが状況を把握していない」ため中止したという。
今井さんと高遠さんは元々顔見知りで、5日、アンマンで落ち合った。その後、アンマンのクリフホテルに滞在していた郡山さんと仲良くなり、一緒にバグダッド入りすることにしたらしい。
3人は、6日の午後6時ごろアンマンを出発する予定だったが、午後10時ごろまで待って出発した。クリフホテルのフロントのサメル・エルヒメディーさんが手配したタクシーでホテルを出発。郡山さんは「まずバグダッドに行く。その後、他の場所へ行く」と話していたという。
[04/09 06:12]
アンマン発、陸路でバグダッド入り計画か 誘拐の邦人