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(回答先: 必見! 元対テロ担当が政権批判 アルカイダの脅威無視 【共同通信】 投稿者 どさんこ 日時 2004 年 3 月 22 日 12:10:27)
米大統領、9・11直後からイラク攻撃指示 顧問証言
http://www.asahi.com/international/update/0322/009.html
01年9月11日の同時多発テロ直後からアルカイダによる犯行との見方が強かったにもかかわらず、ブッシュ米大統領やラムズフェルド国防長官がイラク攻撃を指示していたことが21日、前大統領特別顧問の証言でわかった。
米CBSテレビの報道番組で証言したのは、テロ対策を担当していたリチャード・クラーク前大統領特別顧問。証言をまとめた本は22日に出版される。
クラーク氏は番組で、9月11日にホワイトハウスで開かれた対策会議について、「ラムズフェルドは『イラクを攻撃する必要がある』と言っていた」と述べた。クラーク氏らは「(容疑者の)アルカイダはアフガニスタンにいるから、アフガンを攻撃すべきだ」と反対した。だが、国防長官は「アフガンにはいい標的がない。イラクにはいい標的がたくさんある」と主張したという。
ブッシュ大統領は、クラーク氏ら2、3人を別の部屋に連れて行き、ドアを閉めて「イラクがやったかどうか知りたいんだ」と話した。クラーク氏は大統領がイラクがやったという報告をほしがり、自分たちに圧力をかけていると受けとめた。「イラクは(対米テロとは)関係ない」と説明すると、大統領は「イラク! サダム! 関連を見つけだせ」と強い調子で指示したという。
また、01年1月24日、アルカイダが対米テロを画策している危険があるので、閣僚会議を開くようライス米大統領補佐官(国家安全保障担当)にメモを出したが、受け入れられず、同年4月に次官級会議が開かれた。
その会議で、ウォルフォウィッツ国防副長官が「アルカイダは相手にするな。あんな小物は。イラクの対米テロを論ずるべきだ」と主張。クラーク氏は「この8年間、イラクによる対米テロは一つもなかった。イラクがアルカイダを支援しているという証拠もまったくない」と反論したという。
これに対して、ハドリー大統領副補佐官はCBSテレビの取材に「大統領は国内テロを心配し、情報機関に注意喚起した」と主張。大統領とクラーク氏とのやりとりについても、証拠が見つからないと反論した。 (03/22 12:48)