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【ワシントン和田浩明】イラク戦争後の治安維持任務中に休暇で一時帰国したまま、所属部隊に戻らなかった米フロリダ州兵の男性が16日、良心的兵役拒否者としての取り扱いを求めて同州の州兵部隊本部に出頭した。米軍と抵抗勢力の戦闘の巻き添えでイラク市民が死亡していることに耐えられず離隊したと話し、イラク戦争を「石油のため」と批判。開戦1年を目前に改めて「戦争の大義」への疑念が強まるなか、今回のケースは注目を集めている。
男性は中米ニカラグア出身で米国の永住権を持つカミーロ・メヒアさん(28)。昨年4月にイラクに派遣されたが、同10月中旬に休暇で米国に戻ったまま帰隊せず、名誉除隊を求めている。
米国防総省は良心的兵役拒否を「宗教上の理由から、すべての戦争への参加や武器の携帯に反対すること」と規定。認定されれば、除隊か非戦闘任務への配置換えになる。一方、米軍の規定では、無許可離隊が30日を超えると脱走扱いになり、軍事法廷で最長禁固5年の刑を宣告される可能性もあるという。
米メディアによると、イラク派遣陸軍兵士のうち約1%の600人前後が無許可離隊状態にあり、良心的兵役拒否の申請は昨年9月〜今年2月に陸軍だけで11件という。
[毎日新聞3月17日] ( 2004-03-17-14:35 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040317k0000e030065000c.html