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(回答先: スペイン社労党書記長、イラク撤兵を表明 米政権も批判 【asahi.com】 投稿者 どさんこ 日時 2004 年 3 月 16 日 09:08:11)
【ワシントン中島哲夫】マクレラン米大統領報道官は15日、ブッシュ大統領が同日、スペイン総選挙での社会労働党勝利で次期首相就任が決まったロドリゲス・サバテロ同党書記長に電話し、祝意を伝えるとともに「テロとの戦い」での協力を約束し合ったと明らかにした。
同書記長はイラクに派遣しているスペイン軍を撤退させる意向を表明してきたが、この電話では双方この件に触れなかったという。米国はスペイン軍撤退を思いとどまらせ、他の「有志諸国」の動揺も防ぐために、イラク駐留に「お墨付き」を与える新たな国連決議の採択に本腰を入れる見通しだ。
国際テロ組織「アルカイダ」の関与が疑われている列車同時爆破テロ事件に続いて、米ブッシュ政権を強く支持してきたアスナール政権与党が総選挙で敗北したことにより、米政府はスペインの「テロとの戦争」に関する協力縮小、イラクからの撤兵を恐れねばならなくなった。
特にイラク駐留軍の引き揚げは「有志諸国」への悪影響が懸念されるため、米政府としては何としても阻止したいところ。社会労働党は(1)6月末の主権移譲までの駐留は容認(2)7月以降、イラク復興で国連が中心的役割を果たさなければ撤退――という方針を掲げてきたため、新たな国連決議の必要性が急浮上している。
米国務省高官は15日、「社会労働党が勝つ前から、7月までの間に新決議をという話は出ていた」と語り、これを推進する可能性を示唆。「(選挙によって)同盟国を失うとは思わない。次期首相も『テロとの戦争』が最優先課題だと言っている」と強気の姿勢を示した。
[毎日新聞3月16日] ( 2004-03-16-12:09 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040316k0000e030036000c.html