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『米軍が流すフセインがん説の陰謀:ブッシュとフセインはコインの表と裏/WMD“証拠”陰謀 [日刊ゲンダイ3・12]』( http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/314.html )の続きです。
本日発売の「日刊ゲンダイ3・12」の9面に掲載されている「大新聞・TVが伝えない「泥沼イラク」の真相 <5> 浜田 和幸」より:
見出し:「ブッシュもケリーも世界支配狙う秘密結社のメンバー」
「イラクはそのための「実験場」」
記事:
「アメリカ大統領選挙はブッシュとケリーの一騎打ちとなった。この2人、実に好対照な存在と言われる。片や「親の政治力で徴兵逃れをしたくせに、やたら強がっているだけの男」、こなた「ベトナム戦争のヒーローだったが、ジェーン・フォンダに骨抜きにされて反戦活動家に転向した男」といった具合だ。北朝鮮の金正日も「ケリーが勝てば、わが国やイラクに対するアメリカの対応は百八十度変わる」と想像力をたくましくしているらしい。
しかし、そんなことはあり得ない。ブッシュとケリーは「義兄弟の契り」を結んだ間柄だからだ。ともにイラクを含めた中東全域、ひいては世界全体をアメリカの支配下に置くことを狙っている。ブッシュが米軍を送り込んで実現しようとしていることを、ケリーは国連を使ってやろうとしているだけの違いである。
そもそも、この2人は秘密結社として有名な「スカル・アンド・ボーンズ(S&B)」の同期入会メンバーなのである。この組織はアメリカ東部の名門エール大学の超エリート集団で、「アメリカと世界を操るためのネットワークづくり」を目的に1832年に誕生した。大学3年の時に毎年15人だけが選ばれて入会を認められる。オカルト的な儀式で知られるが、入会後は隠語で呼び合う。ケリーは「ノッポの悪魔」、ブッシュは「中途半端」だそうだ。
これまでに3人の大統領を輩出しているほか、官界、財界、学界、マスコミに隠然たる「影響力の巣」を張っている。ブッシュ政権も重要ポジションにS&Bの「義兄弟」を配している。たとえば、SECのドナルドソン委員長、司法省のマッカルム次官、国土安全保障省のマックナリー次官などなど。イラクの暫定統治機構CPAのブレマー行政官もメンバーである。CIAの歴代長官や最高裁判事、モルガン・スタンレーの創業者や雑誌「タイム」の創業者もいる。
彼らのモットーは「すべてを手に入れろ。何も明かすな。すべてを隠せ」というもので、イラクはその壮大な実験場というわけである。ブッシュもケリーもS&Bのこととなると、「何も答えることはない」と沈黙する。S&Bの800人の会員たちはいま、「どちらが勝ってもオレたちの天下に変わりはない」と笑みを浮かべていることだろう。
2人の隠された共通点を知れば、空恐ろしさを感じざるを得ない。 (つづく)」
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★ 「スカル&ボーンズ」はそれほどの秘密結社だとは思っていないが、メンバーが固い契りで結ばれていることや「すべてを手に入れろ。何も明かすな。すべてを隠せ」という理念で動いているとは思う。
今回の浜田氏の論考のなかでは、「ともにイラクを含めた中東全域、ひいては世界全体をアメリカの支配下に置くことを狙っている。ブッシュが米軍を送り込んで実現しようとしていることを、ケリーは国連を使ってやろうとしているだけの違いである」という視点が重要である。
(「アメリカの支配下に置くことを狙っている」という言い方は「国際金融家を頂点とした世界経済支配層の支配下に置くことを狙っている」と言った方が正鵠を射ている)
ブッシュ政権的手法は斬り込み隊として突破口を開けたり橋頭堡を築くためには必要だが、それが引き起こす軋轢や憎悪から長期的には使いづらいものである。
ブッシュ政権が国際社会に引き起こした米国に対する不信感や敵意も、どこかで拭い去ってしまいたいものであろう。
イラク支配とその後の中東支配の道筋が見えているのなら、ブッシュ政権はその役割を終え、新鮮な“国際協調派”が政権に就くというのが合理的な選択である。
イラク情勢を中心とした「イスラム世界」情勢次第では、ブッシュ政権が1期で終わる可能性もあると考えている。
逆に、どうしてもまだしばらくはブッシュ政権的手法が必要だと判断されれば、米国民の意思をズタズタにするインチキを再びやってでもブッシュ政権が続投することになるはずだ。
(フロリダ州は投票動向抜きでブッシュ勝利にできるようだし、カリフォルニア州も共和党が押さえているから何かできるかもしれない。何より、電子投票という詐欺システムが大きな役割を担えるはずだ。もちろん、これはケリーを勝利させたいときにも使える詐欺システムでもある)
「スカル&ボーンズ」のメンバーかどうかに関わらず、はたまた共和党が勝とうが民主党が勝とうが(それ以外の政治勢力は勝利の見込みさえ立たない)、世界支配を米国の力を使って維持・強化しようとしている世界支配層の意向が政策化されることに違いはない。